文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 2月9日(火)>
9日、松島輝空(木下マイスター東京)がT.T彩たま戦のダブルスに出場し、Tリーグデビューを果たした。13歳9ヶ月でのTリーグ出場は、張本智和の15歳を抜き、男子最年少記録となった。
26歳の大島祐哉とのペアで臨んだデビュー戦は、卓球台から下がらずに相手を振り回す持ち味を活かし、1ゲーム目7-2、2ゲーム目6-2とリードする場面もあったが、T.T彩たまの曽根、篠塚組に逆転負けを喫した。
松島輝空、デビュー戦は「60%くらい」
写真:松島輝空(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
松島は試合を振り返り「初めてのTリーグの試合で、相方も大島選手という強い選手なので、すごく緊張しました。フォア前にストップされたボールへのチキータが結構よくて、
これからの課題はレシーブと相手に打たれたときのカウンターです。60%くらい(力を出せた)」とコメント。背番号の“1”については「親に決めてもらった。1位を取りたいから1番」とその意図を明かした。
ベンチで見守った邱建新監督も「すごくいい試合をしてくれた。最後打ち抜けなかったのとレシーブが課題だが全体的には良かった。(チーム順位2位以上の)ファイナル進出が決まったら起用する予定」と松島の今後の活躍に期待を寄せた。
尚、Tリーグ女子では張本美和(木下アビエル神奈川)が2019年に10歳で出場しており、最年少出場記録を保有している。
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木下マイスター東京 1-3 T.T彩たま
写真:松島輝空(右)、大島祐哉ペア(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
大島祐哉/松島輝空 0 – 2 ◯曽根翔/篠塚大登
9-11/9-11
水谷隼 1 – 3 ◯英田理志
10-11/9-11/11-6/10-11
◯張本智和 3 – 1 神巧也
10-11/11-4/11-9/11-6
及川瑞基 0 – 3 ◯松平健太
7-11/9-11/10-11
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