文:ラリーズ編集部
<T.T彩たま vs 早稲田大学プレシーズンマッチ>
卓球Tリーグ男子・T.T彩たまは8日、関東学生リーグの強豪、早稲田大学と練習試合を行い、マッチカウント2-1でT.T彩たまが勝利した。
松平健太「開幕スタートダッシュに向けて」
勝利した松平健太は「開幕までのラストプレシーズンマッチということで、課題を修正しながらプレーしました。開幕スタートダッシュに向けて調整したいと思います」とファンに活躍を誓った。
写真:松平健太/撮影:ラリーズ編集部
また、2試合に出場した英田理志は「出させていただいた2試合ともゲームオールデュースで、たくさん練習できました(笑)」と笑顔で会場の観客に挨拶した。
写真:英田理志(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
坂本監督は手応え
プレシーズンマッチ3回目となる今回は、吉川市卓球連盟の協力のもとで体育館で開催できたこと、有観客で実施できたことなど、感謝と共に多くの手応えを、坂本竜介監督(T.T彩たま)は感じている。
「選手とお客さんが1階と2階で触れ合わないこの形であれば、やっていくべきだと思った。やっぱりスポーツは、目の前で見て、声援をして、声援をしてもらってこそだと思う」。
写真:英田理志にアドバイスする坂本竜介監督(写真右)/撮影:ラリーズ編集部
「やっと、という感じ」
会場のT.T彩たまファンの一人は「やっとという感じ。今日、2階席から卓球台を見たとき、去年までの応援していた、あの日、あの瞬間を思い出しました」と熱を込める。「ファン同志でも久しぶりに会う方もいて、それも嬉しい」。
写真:間隔を開けて拍手や手拍子で応援するファン/撮影:ラリーズ編集部
応援の声を出せない静かな体育館に、T.T彩たまファンの手拍子が鳴り響く。
「僕らの良いプレーにも拍手して頂いて、いつも以上の力が出せました」と早稲田大学の川上尚也も、T.T彩たまファンへの感謝を口にする。
久しぶりに耳にした熱い手拍子は、いよいよ18日にTリーグ初戦を迎えるT.T彩たま、そして卓球界にとっても、号砲のように聞こえた。
T.T彩たま 2-1 早稲田大学
英田理志 2-3 ○五十嵐史弥
11-8/7-11/7-11/11-3/10-12
○松平健太 3-2 岩永宜久
11-9/11-6/6-11/10-11/12-10
○英田理志 3-2 川上尚也
11-7/7-11/11-5/10-11/12-10