「胸を借りるつもりで戦った」早稲田大学、T.T彩たまにあと一歩 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:五十嵐史弥(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「胸を借りるつもりで戦った」早稲田大学、T.T彩たまにあと一歩

2020.11.09

文:ラリーズ編集部

<T.T彩たま vs 早稲田大学プレシーズンマッチ 11月8日>

関東学生リーグの強豪、早稲田大学は8日、卓球Tリーグ男子・T.T彩たまと練習試合を行った。

>>五十嵐史弥(早稲田大学)の用具紹介|俺の卓球ギア

五十嵐は英田に勝利

一番手に出場し、英田理志(T.T彩たま)に勝利した五十嵐史弥(早稲田大学3年)は、久しぶりの実戦形式に「練習と本番の、自分のプレーの違いを一番感じました。ミスしちゃいけない本番の環境で試合ができたのが、とても良い機会になりました」と振り返った。


写真:五十嵐史弥(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

「学生も試合がなくなったなかで、こういう緊張感のある試合ができる機会を作って頂き、感謝の気持ちでいっぱいです」と関係者に感謝の言葉を述べた。

岩永「松平さんはサーブレシーブの質が高かった」

2番手で松平健太と対戦した岩永宜久(早稲田大学2年)。

久しぶりの試合で、序盤はとても緊張したという岩永は「松平さんはサーブレシーブの質が高く、自分は3球目の展開に持っていけなかった。バックハンドの緩急や、コースも厳しくて、自分もこれからの公式戦で、そういう余裕を持ったプレーをしていきたいと思いました」と、松平との対戦から多くの学びを得た様子だった。


写真:岩永宜久(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

「胸を借りるつもりで戦った」川上

第3マッチで、英田理志と対戦した川上尚也(早稲田大学3年)。

川上にとって、英田は静岡での先輩にあたる。「胸を借りるつもりで思い切って戦いました。自分のレシーブや戦術など、課題がたくさん見つかったのでまた練習していきたいです」と振り返った。


写真:川上尚也(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

「T.T彩たまのファンの方には、早稲田の良いプレーにも拍手をして頂いて、それが力になって、僕もいつも以上のプレーができました」と会場の温かい雰囲気にも感謝していた。

神、坂本監督らの指導も

試合前の公開練習では、今日腰痛で欠場した神や、T.T彩たまの坂本監督が、早稲田の選手たちに熱心に指導する姿も見られた。


写真:T.T彩たま、早稲田大学の公開練習/撮影:ラリーズ編集部

貴重な経験を得た、早稲田大学の選手たちの今後の活躍に注目だ。

T.T彩たま 2-1 早稲田大学

英田理志 2-3 ○五十嵐史弥
11-8/7-11/7-11/11-3/10-12

○松平健太 3-2 岩永宜久
11-9/11-6/6-11/10-11/12-10

○英田理志 3-2 川上尚也
11-7/7-11/11-5/10-11/12-10

>>“卓球界の貴公子”松平健太、復活と挑戦の移籍初年度