写真:チャイニーズタイペイ戦の日本ベンチ/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 男子日本代表・岸川聖也監督「他国もすごいオーダーを組んでいる」新システムに戸惑いも1勝1敗で初日終える<世界卓球2026>
2026.05.03
文:ラリーズ編集部
<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>
2日、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会は5日目を迎え、シード枠決定戦が行われている。日本男子は第1戦のドイツ戦で2-3で惜敗するも、第2戦のチャイニーズタイペイ戦はストレート勝利を収めた。
試合後、チャイニーズタイペイ戦に出場した、戸上隼輔(井村屋グループ)、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(個人)、そして男子監督の岸川聖也監督に話を聞いた。
戸上、張本、松島選手 コメント
── 試合を終えてどのような感想でしょうか。
松島輝空(以下、松島):チャイニーズタイペイ戦ではドイツ戦よりもいいプレーが見れたので、次に繋げる試合になったかなと思います。
張本智和(以下、張本):今日は2勝1敗でデューダ選手に勝った試合は良かったですけど、邱選手との試合はゲームカウント0-3で、各ゲームあと1本、2本ってところで落としてしまいました。
まだ多分会場だったり、初日だったりというところでもったいないミスがあったので、あれがトーナメントで起きないように反省するところは反省したいです。ですが、まだシード決めの段階なので、そこは公式記録含まれないというか、敗退ではないので、そういう意味では割り切るところは割り切っていいかなという感じですね。
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/撮影:ラリーズ編集部
戸上隼輔(以下、戸上):ドイツ戦に関しては、とても緊張したなかでも自分のプレーを発揮できました。チャイニーズタイペイ戦でもその自信を持っての試合ができたのは、自分としては良かったなと思います。
── 時差ボケはどうですか?
松島:だんだんと時差ボケもなくなってきて、コンディションは結構調子がいいと思います。試合に向けてまた調整していきます。
張本:時差ボケはほぼ治ってます。でも、このレベルの相手と1日に3試合やることはなかなかなくて。多少の疲れはありますけど、寝たら大丈夫です。
── チャイニーズタイペイ戦の前に仮眠を取られていましたよね?
張本:5分ぐらいですかね。もう昼ご飯食べたらすぐ練習行ってぐらいだったので、そこはちょっと疲れました。初日にしてはないことなのかなと思います。
── 松島選手は、どの程度疲れは溜まっていますか?
松島:やっぱり試合が1日に3試合あったので多少は疲れもありますけど、明日は大丈夫かなと思うので、今日はしっかりと休んで用意したいと思います。
── 今日のドイツのデューダ選手とは初対戦でしたよね。同じ左腕対決で、どんなイメージの選手でしたか。
松島:そうですね、まだ対戦したことがなかったです。邱選手の試合の後で、あんまり動画を見れていなくて。やってみても本当に強かったし、本当に威力あるボール選手だなというふうに思いました。
── 松島選手らしいプレーがあまり出せていなかった印象があったんですが、どんな部分にやりづらさを感じました?
松島:会場の雰囲気だったり環境だったり、いろいろな面でまだ慣れてない部分があって、いつものプレーがあまり発揮できていないのは事実です。でも、明日に向けてまた調整をしていきたいなと思っています。
岸川監督 コメント
── 長い長い試合が終わりまして、どのように振り返られますか?
岸川監督:初日からかなりの強豪国との試合ということで、大変な1日になるというのは分かっていたんですが、本当にかなり大変な1日でした。
選手も疲労ももちろん溜まっていましたし、1試合目が終わってから(2試合目まで)時間もなかったですし、いろんな部分で難しい1日になりました。
けど、2試合目のチャイニーズタイペイにしっかり勝てたのは良かったですし、1試合目のドイツにも勝ちたかったですが、難しい試合になることは分かっていましたし、まだ今は予選リーグで決勝トーナメントが大事なので、とりあえず1勝1敗で勝って終われたのは今後につながるかなと思います。
── ドイツ戦を今振り返って特に難しかった点などはありますか?
岸川監督:「これ」っていうポイントを挙げるのは難しいです。もちろん何度も言うように、ドイツも本当に強い国です。特に邱選手は最近かなり好調で、いつも智和(張本)も輝空(松島)も苦戦する相手なので、彼に2本取られることは想定内でした。
試合の流れも二転三転するような展開だったので、もちろん勝ちたかったですが、選手はいい試合をしてくれました。
あとは、この新しいシステムの難しさにまだ慣れていないですし、他国もいろんなすごいオーダーを組んだりしているんで、ちょっと戸惑ってる部分もあります。
でも、選手、特に輝空は今の2試合目で「かなり調子も上がった」と試合後に言っていました。初日はおそらく1番きつい1日だったと思うので、最後を勝ちで終われて良かったかなと思います。
── ドイツ戦後の松島選手はどんな状態でしたか?
岸川監督:午後にもすぐ試合があって、ホテルに帰って食事して戻ってきて練習して、というふうにやるしかなかったので、そんなに考える時間もなかったから逆に良かったんじゃないかなと思いますけどね。
チャイニーズタイペイ戦も調子は良さそうでしたし、ドイツは本当にレベルの高い対戦相手なので、2点落とすことは全然あり得ることです。絶対にまた2点起用するときは来ると思うので、気持ちを切り替えて、それまでにしっかり調子を上げながらいけたらいいかなと思います。
── 戸上選手がしっかり勝つという部分では仕事をしていたかなと思いますが、どうですか?
岸川監督:もちろんフランチスカに勝つというのは簡単なことじゃないので、素晴らしい試合をしてくれましたし、チャイニーズタイペイ戦でも2点起用して、しっかり相手のエースに勝ってくれましたし、調子は良さそうです。








