文:座間辰弘(ラリーズ編集部)
18年2月の世界ランキングがITTF(国際卓球連盟)より新たに公開された。男子トップ10は顔ぶれ、順位ともに変化が無かった。
先月に続きオフチャロフ(ドイツ)が世界ランキング1位を維持。樊振東(中国)はハンガリーオープンで優勝しポイントを増やしたが、オフチャロフには及ばず、2位を維持するにとどまった。
今回、ポイントに影響したのはハンガリーオープンだけであった為、大きな変動は無かったが、今後、世界選手権やITTFプロツアー、ワールドカップなどの大きな試合があった場合、大会の前後の月でランキングが大きく変動する可能性がある。
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ハンガリーオープンに出場した選手の主なランキング変動
今月開催された主な試合はITTFハンガリーオープンのみ。全日本選手権と日程が重なり、日本人で出場した選手はおらず、代わりに中国選手がハンガリーオープンに多数出場し、シングルス、ダブルスともに優勝した。
ハンガリーオープンに出場した選手の主なランキング変動は以下の通り。
ハンガリーOP出場選手の卓球世界ランキング変動
優勝:樊振東(中国:2位→2位)
準優勝:王楚欽(中国:391位→180位)
ベスト4:劉丁碩(中国:311位→169位)
カルデラノ(ブラジル:17位→16位)
ベスト8:クリスティアン・カールソン(スウェーデン:22位→19位)
グロース(デンマーク:36位→29位)
フランチスカ(ドイツ:43位→38位)
陳建安(台湾:29位→25位)
2018年2月期の卓球世界ランキング
男子卓球世界ランキングトップ10
1 (1)ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
2 (2)樊振東(中国)
3 (3)ティモ・ボル(ドイツ)
4 (4)林高遠(中国)
5 (5)許昕(中国)
6 (6)丹羽孝希(日本)
7 (7)馬龍(中国)
7 (7)黄鎮廷(香港)
9 (9)サイモン・ゴジ(フランス)
10 (10)松平健太(日本)
トップ10は変動無し。
日本選手の卓球世界ランキング
日本選手の世界ランキングは以下の通り。
日本男子の卓球世界ランキング(50位まで)
6(6)丹羽孝希
10(10)松平健太
11(11)張本智和
14(13)水谷隼
18(19)大島祐哉
21(23)吉村真晴
23(24)吉田雅己
27(28)上田仁
48(44)森薗政崇
国際大会への出場が無かった日本男子は大きな変動は無し。