許昕が2015年以来のランキングトップに返り咲く|卓球男子世界ランキング(7月最新発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:許昕(中国)/提供:ittfworld

卓球世界ランキング 許昕が2015年以来のランキングトップに返り咲く|卓球男子世界ランキング(7月最新発表)

2019.07.02

文:ラリーズ編集部

許昕 15年2月以来の1位

6月の香港OP、ジャパンOPを終え、7月最新の卓球世界ランキングが発表された。

ランキングトップは、ジャパンOP男子シングルスチャンピオンの許昕(中国)。29歳、中国を長きにわたってリードしてきたペンホルダーが2015年2月以来のランキングトップに返り咲いた。

先月まで15か月間にわたってランキングトップを守った樊振東(中国)は3位に落ちた。2位には香港OPチャンピオンの林高遠がつけ、中国勢がトップ3を独占した。同じく中国の馬龍と梁靖崑はそれぞれ5位と6位につけた。

張本智和は先月から変わらず4位。香港OPでは準優勝を果たしたが、前回王者として臨んだジャパンOPでは1回戦で敗れ、2018年同大会優勝によるポイントを失い、ポイントを積み上げることができなかった。先月11位だった李尚洙(韓国)が14位まで落ち、入れ替わりで丹羽孝希と水谷隼がともに1つ順位を上げ、それぞれ12位、13位につけた。

ジャパンOPで林高遠、カルデラノ(ブラジル)らを連破し決勝まで進出した林昀儒(チャイニーズタイペイ)は20位から16位にランクアップ。同じくジャパンOPで、張本智和や梁靖崑らを破ってベスト4に進出した中国のダークホース、孫聞(中国)は599位から223位に順位を上げた。

平野、神がランクアップ

他の日本勢では、ハイレベルなジャパンOPで予選を突破した平野友樹が126位から107位に。神巧也は187位から143位に順位を上げた。平野は自己最高位を更新。神も2018年のランキングシステム変更後は200番台に甘んじた時期が続いたが、2019年に入ってからランキングは右肩上がりだ。

男子世界ランキングトップ10

1(3) 許昕(中国)  14945
2(2) 林高遠(中国)  14835
3(1) 樊振東(中国)  14670
4(4) 張本智和(日本) 13495
5(5) 馬龍(中国)  13125
6(7) 梁靖崑(中国)  12804
7(8) カルデラノ(ブラジル)  12590
8(6) ボル(ドイツ) 12325
9(9) ファルク(スウェーデン)  11595
10(10) 張禹珍(韓国)  11534
※選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

日本男子世界ランキング(50位まで)

4(4) 張本智和  13495
12(13) 丹羽孝希  10800
13(14) 水谷隼  10695
22(25) 大島祐哉  8403
33(31) 森薗政崇  6888
34(26) 上田仁  6798
40(32) 吉村真晴 6549
50(49) 吉村和弘 5754

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