伊藤、石川、平野が7~9位に並ぶ 五輪代表争い激化|卓球女子世界ランキング(9月発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:日本人最高位の伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

卓球世界ランキング 伊藤、石川、平野が7~9位に並ぶ 五輪代表争い激化|卓球女子世界ランキング(9月発表)

2019.09.01

文:ラリーズ編集部

上位6位は中国、7~9位は日本が独占

8月のブルガリアOP、チェコOPなどの結果を反映した最新世界ランキングが発表された。

ブルガリアOPでは伊藤美誠がベスト4に進出。チェコOPでは平野美宇が準優勝、石川佳純はベスト4の成績を残した。

その結果、ランキングは伊藤美誠が7位になり日本選手トップに。石川佳純は6位から順位を落として8位に。そして平野美宇が10位から9位に順位を上げ、日本3選手が7~9位に並んだ。7位の石川と9位の平野のポイント差はわずか500ほど。2枠しかない五輪代表争いは熾烈を極める。


写真:陳幸同(中国)/提供:ittfworld

先月7位だった孫穎莎(スンイーシャ・中国)は7位から6位に。この結果、上位6位を中国勢が独占した。ランキングトップは先月と変わらず陳夢(チェンムン・中国)がキープした。

ブルガリアOP、チェコOPでシングルス連覇を果たした陳幸同(チェンシントン・中国)は21位から13位に。何卓佳(フーズオジャー・中国)も19位から15位に順位を上げ、10位以下からも中国の脅威が忍び寄る。

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他の日本選手も混戦


写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:ittfworld

日本選手4番手は佐藤瞳で、19位につける。そして、加藤美優は25位。芝田沙季は20位から順位を落として27位に。早田ひなは29位に順位を上げ、今年初めて20番台に入った。20位台付近の日本選手も混戦だ。


写真:早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

今後もワールドツアーなどランキングに関わる大会がつづく。今後この混戦を抜け出す選手が現れるか、または下から追い上げる選手が現れるか、注目だ。

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女子世界ランキングトップ10

1(1) 陳夢(中国)  16605
2(2) 丁寧(ディンニン・中国)  15020
3(3) 朱雨玲(ジュユリン・中国)  14710
4(4) 王曼昱(ワンマンユ・中国)  14210
5(5) 劉詩雯(リュウスーウェン・中国)  13890
6(7) 孫穎莎(中国)  12915 
7(8) 伊藤美誠(日本)  12620
8(6) 石川佳純(日本)  12443
9(10) 平野美宇(日本)  12140
10(9) 鄭怡静(チェンイージン・チャイニーズタイペイ)  12125
選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

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日本女子世界ランキング(50位まで)

7(8) 伊藤美誠  12620
8(6) 石川佳純  12443
9(10) 平野美宇  12140
19(17) 佐藤瞳  8305
25(26) 加藤美優  7735
27(20) 芝田沙季  7250
29(34) 早田ひな  7070
36(32) 橋本帆乃香  6305
49(44) 長崎美柚 5460

>>卓球男子世界ランキング(9月最新発表)