世界ランク11位・オフチャロフが2連覇 大会第3戦で実力見せる | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:ittfworld

大会報道 世界ランク11位・オフチャロフが2連覇 大会第3戦で実力見せる

2020.06.18

文:ラリーズ編集部

<デュッセルドルフ・マスターズ第3戦 2020年6月15日~6月17日>

6月15日~6月17日でデュッセルドルフ・マスターズ第3戦が行われ、ドイツのドミトリ・オフチャロフ(最新卓球世界ランキング11位)が第2戦に続き優勝を果たした。

デュッセルドルフ・マスターズとは、ドイツ卓球連盟の支援のもと、ブンデスリーガの強豪チームであるボルシア・デュッセルドルフが主催しているシングルスの大会。第1戦はティモ・ボル(ドイツ)が、第2戦はオフチャロフが優勝に輝いていた。

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オフチャロフが大会2連覇

今大会の決勝はオフチャロフとオマー・アサール(エジプト)の組み合わせとなった。フルゲームにもつれる接戦となったが、最後はオフチャロフが意地を見せ、勝利を収めた。

「良いスタートを切って、2-0とリードした後は接戦だった。集中力が切れてしまったが、ミスなくプレーできた。彼(アサール)はゆっくりプレーしてきたので、リズムを崩してしまったが最後は勝てて良かった」とオフチャロフは試合後、決勝戦を振り返った。


写真:オマー・アサール(エジプト)/提供:ittfworld

一方敗れたアサールは「勝てなかったのは非常に残念だった。僅差の試合だったので、チャンスはあった。負けてしまったが、このレベルでプレーできたことをとても嬉しく思うよ」とオフチャロフとフルゲームの接戦を演じたことに一定の手応えを得たようだ。

デュッセルドルフ・マスターズは、最大16名の参加選手によるトーナメント方式で毎週争われ、通算成績上位5選手と3選手のワイルドカードの計8選手の決勝トーナメントで締めくくられる大会だ。現在は2連覇のオフチャロフが110ポイントで首位、2位が邱党(キュウダン)、3位がティモ・ボルと続いている。

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デュッセルドルフ・マスターズ第3戦結果

1回戦

〇セドリック・マイスナー 4-1 Felix Koehler
〇トビアス・ヒップラー 4-1 キリル・ファデエフ
〇ムン・ファンボー 4-0 Tobias Slanina
〇邱党 4-0 André Bertelsmeier
〇オマー・アサール 4-0 An Duy Dang
ニルス・ホーマイヤー 0-4 〇ゲリット・エンゲマン

準々決勝

〇ドミトリ・オフチャロフ 4-0 トビアス・ヒップラー
〇邱党 4-2 ムン・ファンボー
〇オマー・アサール 4-1 セドリック・マイスナー
〇カナック・ジャー 4-2 ゲリット・エンゲマン

準決勝

カナック・ジャー 2-4 〇オマー・アサール
〇ドミトリ・オフチャロフ 4-1 邱党

決勝

〇ドミトリ・オフチャロフ 4-3 オマー・アサール

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