23歳ミッテルハムがV 快進撃の14歳を準決勝で下す<デュッセルドルフ・マスターズ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真;ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)/提供:ittfworld

大会報道 23歳ミッテルハムがV 快進撃の14歳を準決勝で下す<デュッセルドルフ・マスターズ>

2020.09.01

文:ラリーズ編集部

<卓球 デュッセルドルフ・マスターズ第12戦 2020年8月29、30日>

8月29、30日でデュッセルドルフ・マスターズ第12戦が行われた。女子の第2戦となった今大会は、ニーナ・ミッテルハム(ドイツ・最新世界ランキング39位)が優勝した。

>>ニーナ・ミッテルハムの使用用具・大会成績・プロフィール

女子の部第2戦はミッテルハムが優勝

デュッセルドルフ・マスターズとは、ドイツ卓球連盟の支援のもと、ブンデスリーガの強豪チームであるボルシア・デュッセルドルフが主催しているシングルスの大会だ。女子の部第1戦はハン・イン(ドイツ・同25位)が1位に、男子の部ではファイナルまで行われ、邱党(キュウダン・ドイツ・同52位)が総合優勝の栄冠に輝いていた。


写真;ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)/提供:ittfworld

今大会優勝した23歳のミッテルハムは、2019年からドイツの国内選手権を2年連続で制覇するなど、近年急成長を遂げている。

準決勝では、今大会最年少出場ながら勝ち上がった14歳のアネット・カウフマン(ドイツ)と対戦した。ミッテルハムは「アネットとは初めて対戦しました。彼女のプレーには少し驚きました」と若手の実力を認めながらも、しっかりと勝利を飾った。


写真:今大会台風の目となったアネット・カウフマン(ドイツ)/提供:ittfworld

決勝ではクリスティン・ラング(ドイツ・同323位)にゲームカウント4-1で勝利を収め、嬉しいデュッセルドルフ・マスターズ優勝を果たした。

タイトルを獲得したミッテルハムは「久しぶりの大会でしたがとても満足しています!」とコメントを残した。

「デュッセルドルフ・マスターズ開催は正しい決断」

新型コロナウイルスの影響で、国内外問わず多くの大会が中止となっている現状を受け開催されたデュッセルドルフ・マスターズは全日程を終えた。

ボルシア・デュッセルドルフのアレックス・シリング氏は「開催は正しい決断でした。好評だったので、続編があるかどうか、どのようにするかを議論しています。しかし、9月からは再びブンデスリーグが行われます。また、ITTFがどのような活動をするのかも注視しなければならない」と他大会などの日程も考慮しながらトーナメントを再開催するかを判断するとしている。

デュッセルドルフ・マスターズ第12戦主な結果

準決勝

〇ニーナ・ミッテルハム 4-0 アネット・カウフマン
〇クリスティン・ラング 4-2 ハナ・マテロワ

決勝

〇ニーナ・ミッテルハム 4-1 クリスティン・ラング

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