スウェーデンの若武者、今季9勝目 チームは首位キープ<卓球・ブンデスリーガ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:アントン・ケルベリ/提供:ittfworld

大会報道 スウェーデンの若武者、今季9勝目 チームは首位キープ<卓球・ブンデスリーガ>

2020.11.10

文:ラリーズ編集部

<卓球 ドイツ・ブンデスリーガ第6節 11月8日>

2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第6節が開催され、首位のボルシア・デュッセルドルフがバート・ホンブルクに3-0で勝利し、開幕からの連勝を7に伸ばした。

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ケルベリが破竹の9連勝目

大黒柱のティモ・ボル(ドイツ)が前節から復帰したデュッセルドルフは、開幕からここまで5連敗中のバート・ホンブルクと対戦した。


写真:アントン・ケルベリ/提供:ittfworld

この日のメンバーは、ボル、アントン・ケルベリ(スウェーデン)、クリスチャン・カールソン(スウェーデン)の3名。特に、23歳のケルベリは開幕からここまで8戦全勝と、圧倒的な成績を残している。

そんなケルベリがこの日も見せた。1ゲーム目こそ相手のドライブの回転に押される場面が多かったものの、2ゲーム目以降は、安定感のあるプレーで相手のミスを誘い、試合の主導権を握る。4ゲーム目を落とすも、焦ることなく5ゲーム目を勝ち切り、ゲームカウント3-2で貴重な勝ち星を挙げた。

この勝利により、ケルベリは今シーズン9勝目を挙げ、個人勝利数でリーグ単独トップに躍り出た。

ノイ・ウルム、コロナで出遅れも2位キープ


写真:エマニュエル・ルベッソン/提供:ittfworld

リーグ2位のノイ・ウルムは、ミュールハウゼンと対戦。ここまで5選全勝のティアゴ・アポロニア(ポルトガル)が敗れたものの、エマニュエル・ルベッソン(フランス)が2勝を挙げ、マッチカウント3-1で勝利。コロナウイルスで試合が延期されたこともあり、他のクラブよりも消化試合数は少ないものの、5勝0敗で2位をキープした。

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2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第6節 結果

〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 バート・ホンブルク

〇ティモ・ボル 3-2 Makim Grebnev(ロシア)
〇アントン・ケルベリ 3-2 Rares Sipos(ルーマニア)
〇クリスチャン・カールソン 3-1 Lev Katsman(ロシア)

〇ノイ・ウルム 3-1 ミュールハウゼン

〇エマニュエル・ルベッソン 3-1 イオネスク(ルーマニア)
〇ウラジミール・シドレンコ(ロシア)3-2 ステファン・メンゲル(ドイツ)
ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)0-3 ダニエル・ハーベソン(オーストリア)〇
〇エマニュエル・ルベッソン 3-2 ステファン・メンゲル

〇ケーニヒスホーフェン 3-1 グリュンヴェッターズバッハ

〇Abdel-Kader Salifou(フランス)3-1 Tobias Rasmussen(デンマーク)
〇キリアン・オート(ドイツ)3-1 王熹(ワンシ・ドイツ)
Filip Zeljko(クロアチア)1-3 邱党(キュウダン・ドイツ)〇
〇Abdel-Kader Salifou 3-2 王熹

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