文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグで今季首位を走る琉球アスティーダが13日、米スポーツアパレル「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」の日本総代理店である株式会社ドームとの提携を発表した。
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琉球アスティーダとドームが沖縄の児童に共同寄付活動
図:琉球アスティーダとアンダーアーマーが共同寄付活動/提供:琉球アスティーダ
琉球アスティーダとドームは2021年春より、沖縄の子どもの貧困対策支援『スポーツドネーションOKINAWA』を開始するという。同プロジェクトでは「UNDER ARMOUR FACTORY HOUSE 沖縄アウトレットモールあしびなー店」で販売を終了した商品を琉球アスティーダが引き取り、社会福祉法人と連携して沖縄県内の児童養護施設等に寄付提供する。
プロジェクト実施の背景には沖縄県の子供の貧困率の高さがある。沖縄県の調査によれば、沖縄の子どもの貧困率は29.9%と全国平均(13.9%)の2倍以上ある。
※出典:沖縄県の子どもの貧困率:「沖縄県子どもの貧困率調査」(沖縄県 平成27年11月)
両社は衣料廃棄ロス削減と子どもの貧困対策を両立した活動として、サステナブルな社会貢献活動を目指す。
リオ五輪銀メダリストの吉村真晴が応援
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/提供:琉球アスティーダ
琉球アスティーダのキャプテンでリオ五輪団体銀メダリストの吉村真晴は「チーム名の『アスティーダ』とは沖縄の方言で、明日の太陽を意味しています。未来に向かって輝く太陽のように、どのような環境であっても夢をもち、明るく元気に頑張ってほしい。そんな思いでアンダーアーマーとの共同の寄付活動を始めます。沖縄のチームとして最大限できることに取り組んで、沖縄に貢献していきます。」と応援コメントを寄せた。
『スポーツドネーションOKINAWA』は2021年春より年間3~4回程度の実施が予定されている。
琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 代表取締役 早川周作氏 コメント
写真:琉球アスティーダ/撮影:ラリーズ編集部
私は琉球アスティーダ設立当初から、スポーツを通じた地域活性化や地域創生を行っていきたいと考えておりました。この度の株式会社ドーム様との共同事業により寄付活動を行うことが、沖縄の貧困問題の解決の一助となり、地元の皆様のお役に立てることを願っております。
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