ドデアン・モンテイロの使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ドデアン・モンテイロ(ルーマニア)/提供:ittfworld

卓球選手紹介 ドデアン・モンテイロの使用用具・大会成績・プロフィール

2021.07.25

今回は、ルーマニア代表として五輪4大会に連続で出場している記録を持つ、ドデアン・モンテイロ(ルーマニア)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。

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ドデアン・モンテイロとは?

ドデアン・モンテイロは、カデット時代からヨーロッパ地域で頭角を現し、世界選手権も2006年以来毎年出場しているルーマニアの実力派選手です。2008年の北京五輪から、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続で出場し、2021年の東京五輪で4大会連続出場となります。

ラリーに強い戦型で、高身長を活かした強力なバックハンドを武器としています。それではドデアン・モンテイロのプロフィールについて詳しく見ていきましょう。

プロフィール

ドデアン・モンテイロは、1988年1月13日生まれの33歳(2021年7月時点)です。ルーマニア出身で、現在はルーマニア代表として国際大会に出場しています。

カデット時代から頭角を現し、特にヨーロッパ地域ではトップクラスの実力を持っていました。2005年にヨーロッパジュニア選手権で優勝すると、翌2006年に連覇、その年の世界選手権で初出場を果たしました。2007年の世界選手権では女子シングルスでベスト16に入り、世界の中でもトップクラスの実力を持つようになりました。世界選手権にはこれまでで通算13回の出場を果たしています。

2008年の北京五輪にも出場して以来3大会連続で五輪に出場、2021年の東京五輪でも女子団体代表としてベルナデッテ・スッチ、エリザベタ・サマラとともに出場しています。

プレースタイル

ドデアン・モンテイロは右シェーク裏裏の攻撃型で、高身長を活かしたバックハンドドライブとフォアハンドの多彩な攻撃が特徴です。

ドデアン・モンテイロはラリーに強い戦型で、ツッツキを多用して相手に持ち上げさせてからバックハンドドライブやフォアハンドでのラリーに持ち込むことが多いです。後陣でもロビングを上げることができるため、対戦するときは油断できません。

フォアハンドのループドライブも回転量がすさまじく、相手のブロックミスを誘う場面も多く見られます。サーブレシーブはシンプルですが、ラリーの中で多彩さを発揮してくるのがドデアン・モンテイロの持ち味です。

使用用具

ドデアン・モンテイロはBUTTERFLYの契約選手で、ラケットは特注のカーボン搭載ラケットで、ラバーは両面に『テナジー05』を使用しています。

「ディグニクス」シリーズが発売されて以降、「テナジー」シリーズから移行する契約選手が多くいた一方で、「テナジー」シリーズを継続して使用する選手もいます。

これは、「テナジー」シリーズの特徴である弧線やボールをつかむ感覚がプラスチックボールに変わった今でもなお好まれているからです。

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世界ランキング

ドデアン・モンテイロの世界ランキングは105位(2021年7月時点)です。2017年までは2桁ランク前半をキープしていましたが、2018年以降は2桁ランク後半から100位台の間で安定しています。自身最高ランクは2010年5月の19位です。

ジュニア時代、U21時代には世界ランキング1桁まで上り詰めたこともあります。

国際大会での主な成績

2008年 クウェートオープン U21女子シングルス優勝
カタールオープン U21女子シングルス優勝
ポーランドオープン 女子シングルスベスト4
2009年 中国オープン U21女子シングルス準優勝
イギリスオープン U21女子シングルス準優勝
ポーランドオープン U21女子シングルス準優勝
グランドファイナル U21女子シングルス優勝
2010年 カタールオープン 女子シングルスベスト4
ポーランドオープン 女子シングルスベスト4
2016年 ヨーロッパ選手権 混合ダブルスベスト4
2019年 カナダオープン 女子ダブルスベスト4

まとめ

10代からルーマニア代表を引っ張ってきた実力派が、東京五輪や国際大会でその意地を見せることができるのか。今後の彼女の活躍に注目です。

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