文:ラリーズ編集部
<北海道秋季学生卓球選手権大会 11月6日~7日・札幌市厚別区体育館>
11月6,7日で北海道秋季学生卓球選手権大会が行われた。男子団体で札幌大学、男子シングルスで平岡稜真(札幌大学)、男子ダブルスで斎藤怜吏・平岡稜真(札幌大学)が優勝を飾った。男子シングルス、ダブルス、団体と三冠を達成した平岡(札幌大学1年・旭川実業高校出身)に、今回の大会を含めて話を聞いた。
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平岡稜真コメント
三冠した秋季大会を振り返って
三冠できたという実感がまだなくて、団体とダブルスは優勝を目指してたんですけど、シングルスはそこまで意識してなかったので、自分でも驚いています。
ダブルスを頑張ろうとずっと練習をやり込んでいたので、シングルスでこんなに勝てるとは思ってませんでした。
シングルスで勝てた要因を分析すると?
全日学が終わってからバックのミスを減らそうと練習した成果が出たと思います。バックに課題を感じていて、ブロックのミスなどを減らそうと意識していたのが今大会で出ました。
初の全日学でシングルスはフルゲームで初戦負けもダブルスで1勝。手応えもあったか?
写真:全日学での平岡稜真(写真左)・斎藤怜吏ペア(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
結構ボコボコにされるかと思ってたんですが、ゲームもとれましたし、思ったより自分のやってることが通用したので自信になりました。
札幌大学の環境は?
場所も広いですし、練習時間も藤倉監督らのおかげで長い時間できるようになって、自分のやりたい練習もできています。今後は北海道の強豪高校との練習も増えるとのことなので楽しみです。
高校のときと比べて、自分よりレベルが高い選手が多いので、すごく練習になります。ミスが少なく練習でもラリーが続くので、自分もミスができないという気持ちで集中して練習ができています。
ダブルスパートナーでもあるエースの斎藤怜吏の存在は?
結構大きいです。斎藤さんはミスをしない卓球なので、自分がミスしたら練習にならない。なので、ミスをしないことを強く意識しながらも自分のボールを打つ練習ができます。
また、団体戦でも安定して勝ってくれますし、ダブルスでは自分が少し浮かしてしまっても必ず1本はブロックでしっかり入れてくれるのでありがたいです。
今後の目標
全国でも勝てるように、団体ではダブルスで絶対に勝てるように頑張ろうと思っています。
男子試合結果
男子団体
1位 札幌大学A(斎藤怜吏、真野悠、伊藤楓真、平岡稜真)
2位 札幌国際大学A
3位 札幌国際大学B、北海学園大学A
男子シングルス
1位 平岡稜真(札幌大学)
2位 清水祥喜(札幌国際大学)
3位 川瀬仁志(北海学園大学)、大谷龍二(札幌国際大学)
男子ダブルス
写真:平岡稜真(写真左)・斎藤怜吏ペア(札幌大学)/提供:札幌大学
1位 斎藤怜吏・平岡稜真(札幌大学)
2位 国田広也・大谷龍二(札幌国際大学)
3位 清水祥喜・日比野翔(札幌国際大学)、前田鼓太朗・伊藤楓真(札幌大学)
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