文:ラリーズ編集部
<第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)北海道予選 兼 第55回会長杯争奪卓球大会 日時:5月28日(土)、29日(日)、会場:札幌市美香保体育館>
5月28日、29日、第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)北海道予選 兼 第55回会長杯争奪卓球大会が行われ、男子では札幌大学、女子では札幌国際大学がそれぞれ団体で優勝した。
2022年7月6日(水)~9日(土)でスカイホール豊田(豊田市総合体育館)にて開催される第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)には、男子は札幌大学、札幌国際大学、北海学園大学、女子は札幌国際大学、札幌大学が出場権を手にしている。
インカレ北海道学連代表(男子)
1位 札幌大学
2位 札幌国際大学
3位 北海学園大学
北海道学連出場校 インカレ本戦組み合わせ(男子)
Eブロック:中央大学、鹿児島国際大学、札幌国際大学
Iブロック:同志社大学、札幌大学、武蔵大学
Mブロック:専修大学、近畿大学、北海学園大学
インカレ北海道学連代表(女子)
1位 札幌国際大学
2位 札幌大学
北海道学連出場校 インカレ本戦組み合わせ(女子)
Fブロック:國學院大學、関西大学、札幌大学
Iブロック:愛知工業大学、東京女子体育大学、札幌国際大学
札幌大学・斎藤怜吏コメント
今回はインカレ予選でシングルス・ダブルス全勝と、札幌大学の1位通過に貢献した斎藤怜吏(札幌大学3年・函館大学付属有斗高出身)に話を聞いた。
写真:斎藤怜吏(札幌大学)/提供:札幌大学
しっかり決勝までに話し合って、みんなで勝とうという気持ちになって、決勝までには団体戦っぽくなったと思います。
全員頑張っているし、自分もチームの一勝に繋げるために頑張ろうっていう気持ちでやってます。「自分が自分が」という風にこだわらないようにやっています。
“楽しむ”という程ではないですけど楽にできることを意識していて、個人戦も団体戦も練習も、ガツガツいくというよりかは、自分がやるべきことをやろうみたいな感じです。
ただ、勝てなくなった時にこれまでを振り返ってみて、「勝ちを意識しすぎるのではなく、今、足りないことだけをやろう」という感じで悟りました。
例えば、練習のモチベーションが上がらないときはトレーニングを頑張ったりとか、フットワークが調子上がらないときは細かい技術の練習をしようとか、そういう風に柔軟に考えられるようになりました。
※決勝リーグでは6位となり通過ならず
もちろん自分たちは、全国のトップではないので、向かっていく気持ちで挑みます。今は、インカレで予選を抜けて、決勝トーナメントで1つ勝ってベスト16に入りたいとチーム全員が思っていて、その目標に向けて取り組んでいます。
写真:平岡稜真(写真奥)・斎藤怜吏ペア(札幌大学)/提供:札幌大学
個人戦では札幌国際大学が強さ見せる
また、同時に行われた個人戦では、男子シングルスで国田広也(札幌国際大学)、男子ダブルスで大谷龍二・清水祥喜(札幌国際大学)、女子シングルスで髙リノカ(札幌国際大学)、女子ダブルスで杉山晴菜・髙リノカ(札幌国際大学)と札幌国際大学が4タイトルを制した。
結果は以下の通り。
男子シングルス
1位 国田広也(札幌国際大学)
2位 金須渚(札幌大学)
3位 斎藤怜吏(札幌大学)、清水 祥喜(札幌国際大学)
男子ダブルス
1位 大谷龍二・清水祥喜(札幌国際大学)
2位 金須渚・髙橋大策(札幌大学)
3位 細田卓良・小野彰吾(札幌大学)、国田広也・松井海聖(札幌国際大学)
女子シングルス
1位 髙リノカ(札幌国際大学)
2位 杉山晴菜(札幌国際大学)
3位 鈴木亜依(札幌大学)、庄司 悠日(札幌国際大学)
女子ダブルス
1位 杉山晴菜・髙リノカ(札幌国際大学)
2位 小野寺美羽・津曲美穂(札幌国際大学)
3位 庄司悠日・森口蒼生(札幌国際大学)、藤谷祐美・竹島瑠菜(札幌国際大学)
【動画】潜入!大学卓球部
札幌大学卓球部特集(2020年11月公開)
>>第1話 廃部寸前だった札幌大卓球部が道内トップの強豪に返り咲いたワケ
>>第2話 “卓球が強くなる”以上のものを手に入れられる 札幌大卓球部の挑戦