文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
5日、大会4日目を迎えた韓国オープンでは、混合ダブルス準々決勝が行われた。予選から勝ち上がった水谷隼(7月世界ランキング13位・木下グループ)/伊藤美誠(同7位スターツ)が登場し、フランスのトリスタン・フロール(同115位)/ローラ・ガスニエ(同83位)と対戦。ゲームカウント3-1で水谷・伊藤ペアに軍配があがった。
中国オープン、香港オープンを制した林昀儒(同16位)/鄭怡静(同8位・ともにチャイニーズタイペイ)を1回戦で破っている好調の水谷・伊藤ペア。しかし、1ゲーム目、フランスペアの威力あるボールに押され、思うようなプレーができず8-11で奪われてしまう。
だが、2ゲーム目以降は伊藤の巻き込みサーブ(手首を内側に巻き込むようにして逆横回転をかけるサーブ)が効き、主導権は日本ペアに。ゲームカウント2-1と日本ぺアリードで迎えた第4ゲーム、フランスペアに粘れられデュースにもつれこむが、ラリー戦をしっかりと制した水谷・伊藤ペアが勝ち切った。
勝利した水谷・伊藤は、準決勝で2019年世界卓球優勝ペアである中国の許昕(同1位)/劉詩雯(同2位)と対戦する。世界王者相手に日本ぺアがどのような戦いを見せるか必見だ。
詳細スコア
写真:水谷隼(左・木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
〇水谷隼/伊藤美誠 3–1 フロール/ガスニエ(フランス)
8-11/11-5/11-7/14-12