文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン 2019年10月8日~10月13日>
9日、ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープンは2日目を迎えた。日本から吉村真晴(名古屋ダイハツ)、松平健太(T.T彩たま)、戸上隼輔(野田学園高)が男子シングルス予選3回戦に臨んだ。3選手とも見事勝利し予選4回戦に進出した。
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戸上が台湾のベテランに金星
写真:スウェーデンOPでの荘智淵(チャイニーズタイペイ)/提供:ittfworld
戸上の対戦相手である荘智淵(チュアンチーユエン)は、38歳ながら世界の第1線で活躍し続けているチャイニーズタイペイのレジェンドだ。Tリーグ・琉球アスティーダにも所属し、日本でもプレーしている。一方の戸上もインターハイ2連覇と今乗りに乗っている18歳だ。
試合は、荘智淵が第1,2ゲームを奪うも、そこから戸上が4ゲームを連取し、ゲームカウント4-2で戸上が勝利を収めた。勝利した戸上は、決勝トーナメント進出をかけて、中国の周启豪(ジョウチーホウ)と対戦する。強敵との対戦が続く戸上だが、勢いそのままに中国選手も打ち破れるか注目が集まる。
写真:吉村真晴(名古屋ダイハツ)/提供:ittfworld
一方、吉村は、ドイツのベネディクト・デューダ(10月世界ランキング39位)と対戦した。世界ランク53位の吉村にとっては格上の相手となる。吉村は1ゲーム目を先取されるも、得意のアップダウンサーブで得点を重ね、3ゲームを取り返す。
デューダの威力あるフォアハンドに苦しみ、5ゲーム目を奪われる。しかし、6ゲーム目もサーブが効いている吉村が主導権を握り、最後は吉村のカウンターがデューダのオーバーミスを誘い、勝負あり。ゲームカウント4-2で吉村が勝利した。
松平はマレク・バドフスキ(ポーランド)相手に最初3ゲームを失い、いきなり後がなくなる。しかし、そこから驚異の4ゲーム連取で大逆転し予選4回戦へ駒を進めた。
詳細スコア
写真:2018年スウェーデンOPの松平健太/提供:ittfworld
〇吉村真晴 4-2 ベネディクト・デューダ(ドイツ)
8-11/11-7/11-8/14-12/8-11/11-9
〇松平健太 4-3 マレク・バドフスキ(ポーランド)
7-11/12-14/6-11/11-7/11-9/11-5/11-8
〇戸上隼輔 4-2 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
11-13/7-11/11-8/11-8/11-4/11-9