文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・オーストリアオープン 2019年11月12日~11月17日>
15日、大会4日目を迎えたオーストリアオープンでは、混合ダブルス・準々決勝が行われた。予選から勝ち上がった張本智和(11月世界ランキング5位・木下グループ)/早田ひな(同25位・日本生命)ペアが登場し、同じく日本の水谷隼(同13位・木下グループ)/伊藤美誠(同7位・スターツ)ペアと対戦。ゲームカウント3-1で張本・早田ペアに軍配があがった。
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同士討ちは張本/早田に軍配
1ゲーム目から大きな声を出して戦う張本・早田ペアに対して、冷静な水谷・伊藤ペア。積極的な攻撃と厳しいコース取りで張本・早田ペアが11-6で1ゲーム目を奪う。
2ゲーム目の中盤までは水谷・伊藤ペアの丁寧な台上技術に翻弄されてリードを許すも、粘り強いラリーで逆転した張本・早田ペアが2ゲーム目も連取する。
迎えた3ゲーム目では激しいラリー戦が繰り広げられ、一進一退の展開になる。しかし水谷の堅いブロックと、伊藤のバック面での変化が功を奏して水谷・伊藤ペアが1ゲームを取り返す。
4ゲーム目、序盤から随所に張本のカウンターが光り、主導権を手にした張本・早田ペアがいい流れのまま11-8で4ゲーム目も奪取。ゲームカウント3-1で勝利を手にした。
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詳細スコア
写真:張本智和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld
〇張本智和/早田ひな 3-1 水谷隼/伊藤美誠
11-6/11-8/8-11/11-8