文:ラリーズ編集部
20日、一般財団法人上月財団は、第19回「スポーツ選手支援事業」支援対象者を発表した。卓球界からは、岩井田駿斗(山口市立大殿小学校5年)、大藤沙月(四天王寺高校1年)、佐藤希未(草加市立西町小学校5年)、張本美和(仙台市立東宮城野小学校6年)、松島輝空(星槎中学校1年)、吉山僚一(愛工大名電高校1年)の6名が選出された。
「スポーツ選手支援事業」支援対象者が発表
上月財団は、スポーツ・教育・文化の振興と発展、並びにより良い社会の形成等、公益の増進を目的とする事業を展開している。「スポーツ選手支援事業」とは、今後の活躍が期待されるスポーツ選手や指導者に対してサポートするもので、今回で19回目となる。
今回は卓球以外にも水泳、体操、柔道、スキー、スケート、陸上、バレーボール、テニス、バドミントン、フェンシング、ゴルフ、スポーツクライミング、カヌーの計14競技から、優れた素質を持つジュニア選手を含んだ78名が支援対象者として認定された。
卓球界からは6選手が選出
卓球競技で選手されたのは、2019年全日本卓球選手権大会カブの部(小学4年生以下)男子シングルス優勝の岩井田駿斗、同女子シングルス優勝の佐藤希未、木下アビエル神奈川からTリーグにも参戦している張本美和、張本智和に以来の全日本ホカバ6連覇を果たした松島輝空、2020年全日本ジュニア男子シングルス優勝の吉山僚一、同女子シングルス優勝の大藤沙月、と小学生から高校生の6選手だ。
写真:吉山僚一(愛工大名電中)/撮影:ラリーズ編集部
新型コロナウイルス感染防止のため、大会の延期、中止、遠征の自粛が続いている中ではあるが、上月財団は、通常の競技生活が困難な中でも選手がパフォーマンスの維持・向上を目指せるよう、一年間助成金60万円(月額5万円)を交付するという。
将来の日本卓球界を担うであろう若手のホープたちのこれからの活躍にも注目だ。