文:ラリーズ編集部
国際卓球連盟(ITTF)は4日、11月より国際大会を再開し、中国で男子ワールドカップ、女子ワールドカップ、ITTFファイナルの3大会を行うことを発表した。
11月、中国で3大会開催
ITTFは中国卓球協会(CTTA)の協力のもと、男女ワールドカップ、ITTFファイナルの3大会を中国で開催する。当初はタイ・バンコクで予定されていた女子ワールドカップとドイツ・デュッセルドルフで予定されていた男子ワールドカップは、開催地が変更となる。
ITTF会長のトーマス・ワイカート氏は「パンデミックが発生して以来、国際大会の開催で安全を確保することは最優先事項でした。ITTFの皆様の数ヶ月間にわたる素晴らしいサポートとハードワークにより、2020年末までにイベントを再開することができたことを大変嬉しく思います」とコメントしている。
また、中国卓球協会の劉国梁氏は「ITTFが中国を大会再開のホストに選んだことは非常に意義深いことです。中国当局の指導と協力の下、大会を成功させ、同時に選手の安全も守るために可能な限りのことをしていきます」と大会開催に向け、選手の安全面確保に言及した。
世界ランキングも再開へ
新型コロナウイルスパンデミックの影響で、2020年4月からITTFの世界ランキングは凍結されていた。今回発表された大会よりポイントが加算される。また、それぞれの大会に出場する選手は近日中に発表される予定としている。
発表された試合日程
女子ワールドカップ:11月8~10日
男子ワールドカップ:11月13~15日
ITTFファイナル:11月19〜22日