
写真:清水スポーツで働く6名のスタッフ/提供:清水スポーツ
卓球プレーヤー向け [PR] 「“最初の一歩”に本当に合った用具を」創業50年清水スポーツ・西東輝さんが語る新入生セールの舞台裏
2025.04.05
新年度を迎え、多くの中学校で卓球部に新入生が入部する季節。
そんな新入生たちに向けて、石川県の老舗専門店・清水スポーツが毎年恒例の「新入生セール」を実施している。
「“最初の一歩”だからこそ、用具選びに失敗してほしくない」。そう語るのは、清水スポーツ代表取締役でTリーグ・金沢ポートの監督も務める西東輝さん。
新入生セールの狙いや特徴、そして卓球専門店としてのこだわりについて話を伺った。
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ビギナーだからこそ、ちゃんとした用具を
写真:清水スポーツ店内には多くの種類のラバー、ラケットが並んでいる/提供:清水スポーツ

最近では安価なセットも多く販売されていますし。

でも、例えばラケットは卓球部に入れば3年間は使う物。だからこそ、最初からしっかりとした用具を選んであげたいんです。
ラバーも3年間で5回くらいは交換するのが理想で、そうしたサイクルも考えながら、子どもたちにとってベストな提案をしています。


少し割高にはなりますが、その価格帯のセットをすすめるのには理由があります。


写真:電話でお客様からの問い合わせに答える西東輝さん/提供:清水スポーツ

また、本人のレベルが上がってもそのまま使ってしまうことで、技術力向上を妨げてしまう面もあります。


ラバーを貼り替えるたびに、ラケット表面のコーティングは劣化していきますが、高いラケットは劣化しづらいのに対し、安物はラバーを剝がすときに木目がはがれやすく、ラケットの寿命が短くなりがちです。
これでは最初は安く買えても寿命が短く、コストパフォーマンスが良いとは言えません。
写真:清水スポーツ店内に置かれた試打ラケット/提供:清水スポーツ
昨年は108チーム680名へ新入生セットを販売 オンライン注文も可
写真:清水スポーツ店内には卓球台も置かれており、試打することもできる/提供:清水スポーツ


チラシはあくまで一例で、「12,000円でセットにしてほしい」「カットマン・粒高用のセットが欲しい」など顧問の先生からの要望に合わせてカスタマイズできます。その学校専用のチラシ作成も可能です。
今年はラケット・ラバー・シューズをセットで購入された方、先着100名に僕が直接講習会を行うという特典もつけました。
写真:清水スポーツの新入生セットの一例/提供:清水スポーツ

このようなリピーターが増えていくアナログでのやり取りが私の特徴でもあります。
最初は「高い!」と思われることは覚悟していますが、卓球を初めてもらった子や顧問の先生が少しでも卓球を好きになってもらうアフターサービスも含めた価格だと思って欲しいです。


昨年は石川県外のとある中学校から1万4000円のセットを25人分、注文いただいて。「来年もお願いします」と言っていただけたのは本当に嬉しかったですね。
店舗販売も含めた実績としては2024年には石川県内外を含め、108チーム680名へ新入生セットを販売しました。


写真:Tリーグ試合中、田中佑汰にアドバイスを送る西東輝監督/提供:金沢ポート

初心者からトップ選手まで対応できる提案力と実績が、清水スポーツの信頼性・強みに繋がっていると思います。
写真:清水スポーツの店内/提供:清水スポーツ
顧問の先生の負担を軽くする仕組みづくりも


例えば、今回のように新入生セットを購入する際だと、「保護者確認用紙の作成」「集金」にかなり手間がかかるとのことでした。
そのため、顧問の先生が部員分をまとめて注文する場合でも、FAXやオンラインフォームで簡単に受注でき、保護者の方のコンビニ決済も可能にすることで、先生が集金業務に追われることがないよう配慮しています。
「面倒なところはこちらに丸投げしてください」という感じです(笑)。
写真:発注書には初めから保護者同意欄が作られている/提供:清水スポーツ


用具の説明や金額もチラシにまとめてありますし、注文後は僕たちが納品から講習まで責任を持って対応します。


卓球専門店だからこそできる、個別性の高い提案やサポート体制をもっと多くの学校や顧問の先生、生徒さんに届けたいです。
最初の用具選びは、その子の卓球人生を左右する大切な第一歩です。だからこそ、選手にも保護者にも、そして先生にも安心して任せてもらえる存在でありたいと思っています。
西東さんの言葉からは、選手一人ひとりに寄り添う専門店ならではの視点がにじみ出ていた。
初心者への対応力に加え、トップ選手からも信頼される用具アドバイザーとしての実績。清水スポーツの新入生セールは、単なる“セット販売”ではなく、「最初の一歩を大切にするサポート」であり、全国の卓球部員にとって心強い味方となるはずだ。