卓球プレーヤー向け [PR] 【卓球】ファスタークG-1の性能を徹底レビュー 抜群の安定感でスピンドライブならお手の物
2023.02.26
数ある“スピンドライブ重視ラバー”の中でも、幅広いプレースタイルに適合する万能モデルとしてトッププレーヤーたちから高い評価を得ている『ファスタークG-1』。ハイアマチュア〜プロユースのハイエンドラバーではあるものの、その扱いやすさや性能の高さから中級者にもおすすめできるモデルです。
トップ選手では伊藤美誠選手や、森薗政崇選手がファスタークG-1を使用しています。
今回は、そんな『ファスタークG-1』の特徴をはじめ、相性のよいラケットやプレースタイル、費用対効果まで、同ラバーの魅力を徹底解説していきます。
>>【卓球】ファスタークシリーズを一挙紹介&比較!日本代表選手も使用する高性能ラバー
このページの目次
『ファスタークG-1』とは?
『ファスタークG-1』は、卓球用品の総合メーカー、「Nittaku(ニッタク)」が販売するテンション系の裏ソフトラバーです。“Fast(速さ)とArc(弧)を描くボール軌道”を開発コンセプトとしており、硬質で粒の詰まった「テンションスピンシート」と、ハードな打球感が持ち味の「ストロングスポンジ」から構成されています。
ファスタークシリーズはスピンドライブ重視であるG-1の他、スピードドライブ重視のP1、バランスラリー重視のC-1、スピードスマッシュ重視のS-1の計4種類をラインナップ。『ファスタークG-1』は、日本を代表する女子卓球選手である石川佳純が発売当初からリオデジャネイロオリンピックまで愛用していたことでも知られています。
>>【卓球】ファスタークC-1を徹底解説! 中級者のバック面にオススメのラバー
『ファスタークG-1』の魅力と弱点
いかにもドイツ製という印象を受ける『ファスタークG-1』の見た目にも注目です。2000年代までのドイツ製ラバーといえば、引っかかりの弱さが気になるものでしたが、この『ファスタークG-1』はボールをグッと掴むように捉えるのが特徴です。
強いグリップ感が魅力のラバーではあるものの、弾くように打っても威力のあるボールを打つ事が出来る為、幅広いプレースタイルに対応可能です。一方でトップシート・スポンジが共に硬質であることから、しっかりとスイングしなければボールにスピードがのりません。
テンション系ラバーはその反発力の高さから、プレーヤーが与えたパワーに威力を上乗せしたボールが多い傾向にありますが、『ファスタークG-1』はプレーヤー自身のパワーをダイレクトに伝えることで、ボールの回転力やスピードが決定するタイプの商品。変なクセや扱いづらさはなく、様々なプレーヤーにマッチします。
『ファスタークG-1』が向いているプレースタイル
ここでは、『ファスタークG-1』の性能を引き出せるプレースタイルについてご紹介します。
・オールマイティな性能のラバーを求める攻撃型の選手
・グリップ感のあるラバーが好みの選手
・ボールを強くインパクトが出来る選手
ボールを強くインパクト出来る攻撃型の選手ほど、『ファスタークG-1』の持ち味や、性能の高さを実感できます。
様々なプレースタイルに合うとはいえ、トップシート、スポンジが共に硬質な為、一定のインパクト以上が出来るプレーヤーが使用した方が、性能を引き出す事が出来るでしょう。
もし『ファスタークG-1』が硬すぎると感じるなら、「ファスタークC-1」を試してみると良いでしょう。C-1はG-1と同じトップシートを使いながら、スポンジは若干軟らかいものとなっています。(G-1スポンジ硬度:47.5 C-1スポンジ硬度:45.0 ドイツ基準硬度)
ファスタークC-1は強ドライブやスマッシュの回転・スピードはG-1に劣りますが、ツッツキやストップといった小技の回転量はG-1とあまり変わりません。硬度も45.0度と中間硬度な為、一定の威力も備えています。
『ファスタークG-1』の寿命
『ファスタークG-1』は比較的寿命が長いのも特徴です。実際に、同ラバーを一カ月間使用した選手によると、「ほぼ毎日プレーしてもシートの表面が白っぽくなることはなかった」と答えています。
ある程度使い込むと摩耗がみられるようになりますが、それでも回転力が衰えることはなく、一定のグリップ感をキープ。現在主流となっているハイエンドラバーの中では比較的高価な部類に入りますが、商品自体の寿命が長く、費用対効果は抜群です。
まとめ:『ファスタークG-1』で理想の卓球を実現しよう!
回転力はもちろん、スピードからコントロール性まで、どれも高い性能水準を誇る『ファスタークG-1』。
万能型でありつつも、スピンドライブを得意とする“優等生的”なラバーであるため、個性を求めるプレーヤーには少し物足りないかもしれませんが、現在ラバー選びに迷っている方は一度試してみることをおすすめします。