今回は、アルゼンチン代表として東京五輪出場権をつかみ取った、ホラシオ・シフェンテス(アルゼンチン)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。
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ホラシオ・シフェンテスとは?
ホラシオ・シフェンテスは、アルゼンチン代表として国際大会で活躍する選手です。2021年の東京五輪にもシングルスで出場することが決まり、勢いに乗る選手の1人です。
両ハンドで速攻型の卓球をし、感情表現が豊かな選手でもあります。それではホラシオ・シフェンテスのプロフィールについて詳しく見ていきましょう。
プロフィール
ホラシオ・シフェンテスは、1995年6月15日生まれの25歳(2021年4月時点)です。アルゼンチン出身で、現在はアルゼンチン代表として国際大会で活躍しています。
2018年のパナマ選手権では準決勝でマルセロ・アギーレ(パラグアイ)に4-2で勝利し決勝に進出、準優勝に輝きました。特に中南米で開催される国際大会では上位入賞の経験が多く、南米を代表する選手へと成長してきています。2021年の東京五輪ラテンアメリカ予選では、ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)やブライアン・アファナドール(プエルトリコ)らとともにシングルスで勝ち上がり、本戦出場を決めました。
ホラシオ・シフェンテスのSNSでは主に大会に関する投稿が多くされています。こちらにも注目です。
ホラシオ・シフェンテスのTwitterはこちら!
Hoy desde las 13 horas
Estaré en @tv_publica
En el programa #SomosArgentina
No se lo pierdan! pic.twitter.com/4C1F6ETwuy— Horacio Cifuentes (@horaciocifuente) August 16, 2019
ホラシオ・シフェンテスのInstagramはこちら!
プレースタイル
ホラシオ・シフェンテスは右シェーク裏裏の攻撃型で、台からあまり下がらずにカウンターやドライブに持っていくのが特徴です。
ホラシオ・シフェンテスは速いテンポでのラリーを得意とします。自分が打つ展開になった時には相手を下げる戦術を取り、相手が中陣から後ろに下がった時には前陣で早い打点のバックハンドドライブを打ち、得点につなげることが多いです。
前陣や中陣で戦うことの多い選手は、テンポの速さや相手の球質に左右される部分が多くリスクを伴う攻撃をするためにミスも多く出ますが、カウンターやドライブが得点につながりやすいという利点もあります。逆に、中陣や後陣で戦うことの多い選手は自分のペースで打てる場面が多くボールが安定しますが、台との距離もあり相手も充分に構えることができるのでラリーになりやすいという不利な点も存在します。
ホラシオ・シフェンテスは前者のパターンで、ラリーよりも速攻型と言えます。
使用用具
ホラシオ・シフェンテスの使用用具は不明です。
世界ランキング
ホラシオ・シフェンテスの世界ランキングは75位(2021年5月時点)です。2019年5月からは2桁ランクに上昇し、70位台で安定しています。自身最高ランクは2020年2月の66位です。U21の部では世界ランキング1桁まで上昇したこともあります。
国際大会での主な成績
2015年 | アルゼンチンオープン | U21男子シングルスベスト4 |
チリオープン | U21男子シングルス準優勝 | |
2016年 | ラテンアメリカ選手権 | 男子シングルスベスト4、U21男子シングルスベスト4 |
2017年 | チリオープン | 男子ダブルスベスト4、U21男子シングルス優勝 |
パンアメリカン選手権 | 男子シングルスベスト4 | |
イベロアメリカ選手権 | 男子シングルスベスト4 | |
南アメリカ選手権 | 男子シングルスベスト4、U21男子シングルス優勝 | |
2018年 | パンアメリカン選手権 | 男子シングルス準優勝、男子ダブルスベスト4 |
ナイジェリアオープン | 男子ダブルスベスト4 | |
2019年 | スペインオープン | U21男子シングルス優勝 |
パラグアイオープン | 男子シングルスベスト4、U21男子シングルス優勝 | |
ポーランドオープン | 男子ダブルス優勝 | |
カナダオープン | 男子ダブルスベスト4 | |
パンアメリカン選手権 | 男子シングルス第5位、男子ダブルス優勝 | |
パンアメリカンカップ | 男子シングルス第5位 |
まとめ
中南米でトップクラスの実力をつけてきているアルゼンチンの実力派が、東京五輪の舞台で活躍することができるのか。今後の彼の活躍に注目です。