文:ラリーズ編集部
今回は、ヨーロッパ選手権でベスト4入りを果たした実績を持つヤコブ・ディヤス(ポーランド)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。
このページの目次
ヤコブ・ディヤスとは?
ヤコブ・ディヤスは、2016年のヨーロッパ選手権で男子シングルスベスト4、男子ダブルス準優勝の成績を収めた欧州のトッププレーヤーです。両ハンドのバランスに優れ、相手の隙を突く攻撃で国際大会でも上位に進出しています。
ヤコブ・ディヤスのプロフィール
ヤコブ・ディヤス(DYJAS Jakub)は1995年10月9日生まれの28歳(2024年1月時点)で、ポーランドのコシャリン出身です。
6歳の時に父親の影響で卓球を始めます。2010年になるとヨーロッパユース選手権のカデット男子シングルスで準優勝を飾り、頭角を現し始めました。翌2011年にはヨーロッパ選手権で男子シングルスベスト4入りを果たし、ヨーロッパのトッププレーヤーの仲間入りを果たします。
その後も国際大会ではU21の部を中心に上位入賞を飾り、一般の部でも国際大会で活躍するレベルの実力をつけてきています。また、ポーランドのクラブチーム「KS Dekorglass Działdowo」にも所属し、小西海偉(Global Athlete Project)らとともにポーランドスーパーリーグにも参戦しています。
ヤコブ・ディヤスは、プライベートでは2児の父として、家族との時間を過ごしていることがSNSからもうかがえます。
ヤコブ・ディヤスのSNS
ヤコブ・ディヤスのプレースタイル
ヤコブ・ディヤスの戦型は右シェーク裏裏の攻撃型で、両ハンドのバランスに優れた攻撃が特徴のプレースタイルです。
フォアハンド、バックハンドともにそつなくどの技術もできるため、場面に応じて様々な技術を使い分けています。また、ヤコブ・ディヤスはコース取りを重視した攻撃が得意です。相手の立ち位置を見ながらどのコースに打つかを瞬時に判断して器用に打ち分けることができます。
攻撃も威力を重視したリスクを取った攻撃よりも、安定して確実に狙いにいく攻撃を重視していて、ラリーの中でブロックを混ぜることもあります。
ヤコブ・ディヤスの使用用具
ヤコブ・ディヤスはDONICの契約選手で、ラケットに『パーソン パワーオールラウンド』、ラバーはフォア面に『ブルーストームPRO』、バック面に『ブルーストームZ1ターボ』を使用しているそうです。過去にはラケットに自信が監修した『ディアス ウルトラパワー』を使用していました。
ヤコブ・ディヤスはラケットに木材合板のものを選ぶ傾向があります。「ブルーストーム」シリーズは、DONICの中でもハイエンドラバーの立ち位置で、鈴木颯(愛知工業大)も使用しています。
>>【卓球ラバー】ブルーストームシリーズを徹底分析 ブルーのDONICから新シリーズ!
ヤコブ・ディヤスの世界ランキング
ヤコブ・ディヤスの世界ランキングは118位(2024年1月第4週時点)です。2016年ごろから2桁ランクで安定していましたが、2023年に100位台に下降してからは100位台で落ち着いています。最高ランキングは36位(2016年3月)です。
ヤコブ・ディヤスの主な成績
2010年 | ヨーロッパユース選手権 | カデット男子シングルス:準優勝 |
2011年 | ヨーロッパ選手権 | 男子シングルス:銅メダル |
2012年 | マルタジュニア&カデットオープン | ジュニア男子シングルス:ベスト4 |
2013年 | ポーランドジュニア&カデットオープン | ジュニア男子シングルス:優勝 |
2014年 | クロアチアオープン | U21男子シングルス:準優勝 |
2015年 | クロアチアオープン | U21男子シングルス:優勝 |
ポーランドオープン | U21男子シングルス:優勝 | |
2016年 | クロアチアオープン | U21男子シングルス:準優勝 |
ヨーロッパ選手権 | 男子シングルス:銅メダル、男子ダブルス:銀メダル | |
2019年 | スロベニアオープン | 男子シングルス:準優勝 |
2023年 | WTTフィーダーストックホルム | 男子シングルス:ベスト4 |
WTTフィーダードーハⅡ | 男子シングルス:ベスト4、男子ダブルス:優勝 | |
WTTフィーダーオトーチェッツ | 男子ダブルス:ベスト4 |
まとめ
ジュニア時代から欧州を中心に活躍してきた実力派が、国際大会や欧州の大会で優勝を飾る時が来るのか。今後の彼の活躍に目が離せません。