今回は、2021年に大学生Tリーガーとなった枝廣瞳(神戸松蔭女子学院大)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。
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枝廣瞳とは?
枝廣瞳は、インターハイや全日本選手権ジュニアの部、全日本学生選抜強化大会で好成績を残し、妹・愛とともに学生卓球のトップクラスの実力を持つ選手です。Tリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋でも勝利に貢献しています。
それでは、枝廣のプロフィールについて詳しく見ていきましょう。
プロフィール
枝廣瞳は、2001年2月17日生まれの20歳(2021年11月時点)です。岡山県出身で、中学は地元の芳泉中学校に進学しました。
その後、広島県の名門・進徳女子高校に進学するとインターハイや全日本選手権ジュニアの部でも活躍していました。高校卒業後は、関西学生リーグ1部の強豪・神戸松蔭女子学院大学に進学、2020年には全日本学生選抜強化大会で女子シングルスベスト8にも輝いています。
2021年からは同じ大学の鶴岡菜月(神松女大)とともにTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋に所属が決まり、Tリーグではダブルスに出場して勝利を挙げています。
妹・枝廣愛は地元岡山の強豪・就実中、高に進学してインターハイでもベスト4に進出しています。
プレースタイル
枝廣瞳は右シェーク裏裏の攻撃型で、巻き込みサービスからのバックハンドドライブが特徴的な選手です。
バックハンドドライブは、ラケットの重量もありボールが重く、そして深いところに入ってくるため、枝廣の主要な得点源の1つとなっています。両ハンドプレーもうまく、相手を左右に揺さぶる攻撃で点につながています。
かつては作馬六郎氏の指導の下、王子サービスを使用していたこともありましたが、大学に進学してからは巻き込みサービスが中心となっています。
使用用具
枝廣瞳の使用用具はラケットがNittakuの「剛力」シリーズ、ラバーは同じくNittakuの『ファスタークG-1』を使用しているそうです。
「剛力」は王子サーブの生みの親・作馬六郎氏が監修したNittakuの受注生産ラケットで、その重量で注目されています。木材7枚合板でありながら重量は100g前後とラケットの中では最重量の部類に入ります。異質ラバーを貼ることを前提に重くしてありますが、裏ソフトラバーで攻撃した時の威力も並外れています。
枝廣の他、佐藤瞳(ミキハウス)や橋本帆乃香(ミキハウス)、梅村優香(中央大)が「剛力」シリーズを愛用しています。『ファスタークG-1』はトップ選手も使用する人気ラバーで、引っ掛かりが強く、回転がかけやすいラバーです。
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世界ランキング
枝廣瞳の世界ランキングは2021年11月時点でありません。国際大会への出場に期待です。
日本国内の大会での主な成績
2020年 | 全日本学生選抜強化大会 | 女子シングルスベスト8 |