今回は、関東学生卓球選手権で準優勝を果たし、学生卓球界の注目株との呼び声高い野田颯太(専修大)を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても触れていきます。
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野田颯太とは?
写真:野田颯太(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
野田颯太は、育英高校で急成長を遂げ、専修大学に入ってからは関東学生卓球選手権準Vと好成績を収めている、学生卓球界が注目する選手の1人です。
フットワーク力を武器に豪快なフォアハンドで相手コートに打ち込む野田颯太のプロフィールについて詳しく見ていきましょう。
プロフィール
写真:野田颯太(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
野田颯太は、2003年2月24日生まれの19歳(2022年6月時点)です。大阪府出身で、池田ピンポンクラブでその実力を磨いてきました。
中学卒業後、兵庫の名門である育英高校に進学し全日本選手権にも出場するようになると急成長を遂げます。高校3年生の時には全日本選手権男子シングルス3回戦で、日本リーガーとして活躍している笠原弘光(シチズン時計)に勝利し、4回戦進出を果たしました。
写真:野田颯太(育英高卒)/撮影:ラリーズ編集部
高校を卒業すると、関東1部校である専修大学に進学、1年生時からレギュラーとしてリーグ戦に出場しています。2021年12月の関東学生卓球選手権では決勝まで勝ち進み、浅津碧利(中央大)に敗れるも準優勝と快挙を達成しています。
2022年には鈴木颯(愛工大名電高)、藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)とともにTリーグ・木下マイスター東京への所属が発表されていました。
2年生になっても専修大学のレギュラーとして2022年春季関東学生リーグ戦では、単複2点起用されるレギュラーとして活躍しています。
プレースタイル
野田颯太は左シェーク裏裏の攻撃型で、緩急の付いたバックハンドと豪快なフォアハンドが特徴です。
バックハンドはループ系とスピード系を混ぜて打ちますが、フォアハンドは一撃で仕留めに行く形が多いです。そのフォアハンドを可能とさせているのが、育英高校時代に鍛え上げられたフットワーク力です。回り込みのスピードが速いため、余裕をもってスイングすることができます。
使用用具
野田颯太はBUTTERFLYの用具を使用していて、ラケットに「張本智和」シリーズ、ラバーに「ディグニクス」シリーズを使用しているそうです。
「張本智和」シリーズは2022年6月現在、『張本智和インナーフォースALC』と『張本智和インナーフォースSUPER ZLC』の2製品があります。「ディグニクス」シリーズは言わずと知れたBUTTERFLYの大人気ラバーシリーズです。
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世界ランキング
野田颯太の世界ランキングは2022年6月時点でありません。
日本国内や国際大会での成績
2020年 | 近畿卓球選手権 | 男子シングルス優勝 |
2021年 | 関東学生卓球選手権 | 男子シングルス準優勝 |
まとめ
関東学生選手権で学生卓球界に頭角を現した注目株が、関東学生リーグをはじめ国内や国際大会で上位入賞を飾る日が来るのか。今後の彼の活躍に注目です。