徐海東(シュハイドン)の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:徐海東(シュハイドン・中国)/提供:WTT

卓球選手紹介 徐海東(シュハイドン)の使用用具・大会成績・プロフィール

2024.06.01

文:ラリーズ編集部

今回は、2018年の世界ジュニア選手権王者の徐海東(シュハイドン・中国)について紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。

徐海東とは

徐海東は2018年の世界ジュニア選手権で3つの金メダルを獲得した、中国の若手選手です。同大会の男子シングルス決勝では、日本の宇田幸矢と対戦して勝利を収めています。

シニア転向後は、主にダブルス種目で好成績を残しています。

徐海東のプロフィール

徐海東(シュハイドン/Xu Haidong)は2000年6月12日生まれの24歳(2024年6月現在)で、中国の遼寧省撫順市出身です。

徐海東は熱狂的な卓球愛好家であった祖父と父の影響で卓球を始め、2011年には遼寧省の省チームに選出されました。そして、2016年には国家チームの二軍入りを果たして、世界ジュニア選手権に初出場。2018年には国家チームの一軍に昇格して、世界ジュニア選手権では男子シングルス、男子ダブルス、男子団体の3種目で金メダルを獲得するなど、順調にステップアップを遂げていきました。

このように、着実にスターへの街道を歩んでいた徐海東ですが、2019年にシニアの大会に本格的に参戦をはじめて以降は、ジュニアの頃のような活躍をできずにいました。2019年にはポーランドオープンで男子シングルスベスト4に入賞するも、獲得ポイントの高いプラチナシリーズでは勝ち上がれず、苦しい時期を過ごします。

2020年に入ると新型コロナウイルスが更なる追い打ちをかけます。国際大会から遠ざかってしまった徐海東は、2022年に国際大会に復帰するも、シングルスではなかなか勝ち上がれない時期が続きます。それでも、ダブルス種目では一定の結果を残しており、2022年のWTTコンテンダーマスカットⅡとWTTコンテンダーアルマトイでは、混合ダブルスで準優勝を飾っています。

2023年に入ると、WTTフィーダーアンマンベスト4、WTTコンテンダーアンマンベスト8など、シングルスでも徐々に復活の兆しが見え始めています。

徐海東のプレースタイル

徐海東の戦型は右ペン裏裏ドライブ型です。

徐海東の使用用具

徐海東の使用用具は現在調査中です。

徐海東の世界ランキング

徐海東の世界ランキングは293位(2024年6月時点)で、最高ランキングは77位(2023年5月)です。

徐海東の主な戦績

2016年 アジアジュニア&カデット選手権 男子シングルス:優勝
2017年 世界ジュニア選手権 男子団体:金メダル
世界ジュニア選手権 男子団体:金メダル
2018年 ブルガリアオープン U21男子シングルス:準優勝
世界ジュニア選手権 男子シングルス:金メダル、男子ダブルス:金メダル、混合ダブルス:銅メダル、男子団体:金メダル
2019年 ポーランドオープン 男子シングルス:ベスト4
ベラルーシオープン 男子ダブルス:優勝
2022年 WTTフィーダーパナギュリシテ 男子ダブルス:優勝、混合ダブルス:優勝
WTTコンテンダーマスカットⅡ 混合ダブルス:準優勝
WTTコンテンダーアルマトイ 混合ダブルス:準優勝
2023年 WTTコンテンダーダーバン 男子シングルス:準優勝(ペア:徐瑛彬)
WTTフィーダーアンマン 男子シングルス:ベスト4
WTTコンテンダーアルマトイ 男子ダブルス:ベスト4(ペア:孫聞)
WTTフィーダーオトーチェッツ 混合ダブルス:準優勝(ペア:王暁彤)

まとめ

卓球帝国・中国期待の若手である徐海東。まだまだ伸びしろ十分な彼の今後の活躍にも期待です。

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