文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグは12日、2020-2021シーズンの開幕記者会見を行い、17日に行われる開幕戦で5Gのネットワークを活用した試合映像の撮影と伝送を行うことを発表した。
撮影する全てのアングルの映像を5Gネットワークで映像編集センターに伝送する取り組みは“国内初”となる。
技術提供は株式会社NTTドコモ、株式会社NTTぷららが共同で行う。
Tマーケティングの日下部大次郎社長によれば、従来も打球速度や回転数などのデータは取得できていたが、5G回線を通すことで「ほぼリアルタイムで」活用できることがこれまでとの違いだという。また、11月17日の開幕戦では、試合会場に仮設の5Gアンテナを設置する予定だ。
年内はリモートマッチ(無観客試合)での開催となるTリーグ。3度目となるシーズン開幕を5G回線を活かした映像演出で盛り上げ、他競技の先行事例とできるか注目が集まる。
>>5Gで卓球観戦の体験最大化へ Tリーグ、開幕戦でドコモ・ぷららと新施策
5Gを活用したライブ配信対象試合
2020年11月17日(火)ノジマTリーグ2020-2021シーズン開幕戦
午後2時00分開始 木下マイスター東京 vs 琉球アスティーダ
午後7時00分開始 日本生命レッドエルフ vs 木下アビエル神奈川
写真:国内初の5Gライブ配信を実施するTリーグ/撮影:ラリーズ編集部
映像配信
dTVチャンネル®、ひかりTV for docomo、ひかりTV®