卓球用具紹介 卓球・プラスチックボールおすすめ10選 素材の違いやスリースターも紹介
2021.02.01
文:ラリーズ編集部
卓球の試合をする上で、私たちのプレーを大きく左右する卓球ボール。これまでに大きさや色など、多くの変化を遂げてきました。
最近では、2014年にボールの素材がセルロイドからプラスチックに変更されています。プラスチックボールに変更後は、メーカーにより打球感が異なったりと私たちのプレーに大きな影響を与えるようになってきました。
そこで今回は、各メーカーの卓球ボールについて紹介していきます。
このページの目次
- 1 卓球ボールの素材がセルロイドからプラスチックに変わった理由
- 2 バタフライの卓球ボール:スリースターボールA40+
- 3 ニッタクの卓球ボール:プラ3スタープレミアム
- 4 ヤサカの卓球ボール:プラ3スターボールAB40+
- 5 JUICの卓球ボール:ABS 3スター Double Fish V40+
- 6 ザ・ワールドコネクトの卓球ボール:スクール・トレーニングボール 40+
- 7 紅双喜の卓球ボール:DHSプラ3スター
- 8 ニッタクのトレーニングボール:Jトップクリーントレ球
- 9 ミズノの卓球ボール:トレーニングボール40+
- 10 アンドロの卓球ボール:ANDRO POLY S
- 11 VICTASの卓球ボール:VP40+ 3スター
- 12 この機会におすすめラケットもチェック
卓球ボールの素材がセルロイドからプラスチックに変わった理由
卓球ボールの素材がセルロイドからプラスチックへと変更されたのには、以下のような理由があげられます。
理由①:耐久性の低さ
セルロイドは可燃性が高いため発火リスクがあり、運送の際にも制限がありました。また、光を浴びると劣化しやすいという耐久性の低さも問題でした。他にも、セルロイドボールにはつなぎ目があるため割れやすいという特徴があり、これも耐久性の低さに拍車をかけていました。
理由②:素材の供給不足
セルロイドは天然素材であるため、供給が不安定でした。そのため、素材が変更されるまでは、低品質な卓球ボールが数多く流通していたのです。
理由③:試合スピードの関係
ボールの重さを比較すると、プラスチックボールは、セルロイドボールに比べて重いという特徴があります。そのため、「卓球の試合スピードを調整し、ラリーが長く続くようにする」という役割も果たしています。
バタフライの卓球ボール:スリースターボールA40+
おすすめの卓球ボール1つ目は、バタフライの「スリースターボールA40+」です。
バタフライの卓球ボールは、これまで多くの国際大会で使用されてきました。今回紹介するボールも2019年の世界卓球選手権やTリーグ(男子)でも使用されています。厳しい品質管理の下で製造されており、従来の製品よりも真円度が高く耐久性に優れているため、安心して使える高品質のプラスチックボールです。
実際にこのボールを使用したユーザーからは、「他のメーカーのボールに比べて弾みが弱く感じる」や「打球感が独特」といった感想が述べられています。弾みの弱さと独特な打球感がこの卓球ボールの特徴と言えます。
ニッタクの卓球ボール:プラ3スタープレミアム
おすすめの卓球ボール2つ目は、ニッタクの「プラ3スタープレミアム」です。
ニッタクの卓球ボールは、これまで多くの国際大会で使用されてきました。今回紹介するボールも2017年の世界卓球選手権や2019年の全日本卓球選手権でも使用されています。
ニッタクHPでは、“唯一の日本国産(Made in Japan)プラスチック製40ミリ公式公認球”として紹介されています。
ニッタクの卓球ボールは「サーブが切りにくい」や「回転がかけにくくスピードが出しやすい」と評されることがあります。また、下回転のボールに対して台上で止まると感じる人もいるようです。回転の影響を受けにくいことがこの卓球ボールの特徴と言えます。
ヤサカの卓球ボール:プラ3スターボールAB40+
おすすめの卓球ボール3つ目は、ヤサカの「プラ3スターボールAB40+」です。
ヤサカHPでは、耐久性に優れた高品質な3スターボールと紹介されています。3個入りの価格が750円と他のメーカーに比べて安く設定されているのもこのボールの魅力の一つです。他のメーカーに比べて球色が白っぽく見えることも特徴の一つと言えます。
JUICの卓球ボール:ABS 3スター Double Fish V40+
おすすめの卓球ボール4つ目は、JUICの「ABS 3スター Double Fish V40+」です。
あまりボールのイメージの無いJUICですが、日本卓球協会公認の3スターボールが発売されています。このボールは2018-2019チームワールドカップで使用されたものになります。
ザ・ワールドコネクトの卓球ボール:スクール・トレーニングボール 40+
おすすめの卓球ボール5つ目は、ザ・ワールドコネクトの「スクール・トレーニングボール 40+」です。
ザ・ワールドコネクトは中国の卓球メーカー。他の卓球ボールと比べて安価なのが特徴で、普段の練習用ボールとしておすすめです。
紅双喜の卓球ボール:DHSプラ3スター
おすすめの卓球ボール6つ目は、紅双喜の「DHSプラ3スター」です。
中国・紅双喜社製の国際卓球連盟公認球になります。多くのワールドツアーで使用されています。2018年に開催されたT2でも紅双喜社製のボールが使用されました。このボールの特徴は、プラスチックボールの中でも回転がかけやすく品質が安定していることです。
ニッタクのトレーニングボール:Jトップクリーントレ球
おすすめの卓球ボール7つ目は、ニッタクの「Jトップクリーントレ球」です。
すでにニッタクから販売されている「Jトップトレ球」の打球感はそのままに抗菌剤をプラスしたものとなっています。
細菌の増殖を抑制する抗菌剤を練り混んだ素材を使用し、ボールを製造しており、洗浄や除菌を行っても効果が簡単に落ちません。卓球愛好者が安心して卓球を楽しめるよう、衛生面に焦点をあてて開発されています。
ミズノの卓球ボール:トレーニングボール40+
おすすめの卓球ボール8つ目は、ミズノの「トレーニングボール40+」です。
これまでラバーやユニフォームを中心に展開していたミズノが出した、トレーニング用の卓球ボール。コストパフォーマンスに優れているため、部活動の練習におすすめです。
アンドロの卓球ボール:ANDRO POLY S
おすすめの卓球ボール9つ目は、アンドロの「ANDRO POLY S」です。
アンドロらしいデザイン性の高い箱が特徴的な、コストパフォーマンスに優れたトレーニング用のボール。ボールの数が必要な多球練習にピッタリです。
VICTASの卓球ボール:VP40+ 3スター
おすすめの卓球ボール10個目は、VICTASの「VP40+ 3スター」です。
2020年に発売されたばかりの新製品で、公式戦で使用可能なスリースターボールです。TSP時代に培われた技術を継承した高品質な卓球ボールなので、安心して使うことができます。