卓球用具紹介 [PR] 【卓球】レボルディアCNFの性能を徹底レビュー 未だかつてなかった打球感の最新ラケット
2023.04.17
「インナーフォース」シリーズや有名契約選手のモデルラケット等、多くの選手からの信頼の厚いBUTTERFLYのラケットですが、新たな素材を組み込んだラケットも登場しています。それが、『レボルディアCNF』です。
今回は、『レボルディアCNF』を徹底的に分析し、新素材を使用することで表れる特徴やどのようなプレースタイルの選手に適しているかを紹介していきます。
このページの目次
『レボルディアCNF』とは?
『レボルディアCNF』は、2020年4月に登場したBUTTERFLYの特殊素材のアウターラケットです。2014年からBUTTERFLYは、大手製紙メーカーである大王製紙と共同で、「セルロースナノファイバー(CNF)」を搭載したラケットの開発に取り組みました。
多くのメーカーが素材に注目する中でBUTTERFLYは、2017年に卓球用ラケットとして製作、2019年に特許が成立、翌2020年に発売することになりました。「セルロースナノファイバー(CNF)」は自然由来の素材で、通常ラケットに使用されているカーボンとは異なる性能を発揮します。
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『レボルディアCNF』の重量や厚み
『レボルディアCNF』は5枚合板+セルロースナノファイバーで構成されているラケットです。平均重量は89gで、アウターカーボンの「ティモボル」シリーズよりやや重く、「インナーフォース」シリーズと同等の重さです。
ラケットの板厚も5.7mmで、「インナーフォース」シリーズをはじめ多くのBUTTERFLYラケットと同等の厚みです。また、グリップはFL(フレア)のみです。
BUTTERFLYの指標である「反発特性」ではアウターZLCのラケットと同程度、「振動特性」ではインナーALCのラケットと同程度であり、アウターとインナーの中間に位置するラケットです。それでは、『レボルディアCNF』の特徴を詳しく見ていきましょう。
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『レボルディアCNF』の特徴
『レボルディアCNF』には新素材の特徴がみられます。
アウターとインナーの良いとこ取り
『レボルディアCNF』は、アウターカーボンラケットのように高反発でありながら、木材合板ラケットやファイバー仕様、インナーカーボンのラケットのようにボールを持つ感覚がある不思議なラケットです。
これによって、高いスピード性能を持ちながら安定した打球を可能にします。
現代卓球に合わせた球持ちの感覚
『レボルディアCNF』は、アウターカーボンラケットのように高反発であるため、下がっても充分な飛距離が出てオールラウンドプレーを可能にしますが、インナーカーボンラケットのような球持ちの感覚があるため特に前陣でのカウンターやドライブの安定感の向上を図ることができます。
『レボルディアCNF』に向いているプレーヤー
新素材を搭載した『レボルディアCNF』は、以下のような選手に適しています。
アウターでは弾みすぎ、インナーでは物足りない選手
これまでは、スピードとパワーを選ぶならアウターカーボン、パワーと安定感を求めるならインナーカーボンのラケットと区別していましたが、球持ちがありながらスピードがあるラケットはほとんど存在しませんでした。
『レボルディアCNF』は、アウターカーボンとインナーカーボンの中間の性能を持つラケットであるため、アウターを使用していてボールが飛びすぎてしまう選手、インナーを使用していてボールにもっと威力が欲しい選手に適しています。
前陣でさらなるプレーの質を求める選手
現代卓球で前陣で戦う選手が多く、前陣でのドライブやカウンターなどといった安定しつつパワーが必要な技術を使う場面が増えました。その際『レボルディアCNF』は、球持ちの良さを活かした打球の安定感と高反発が生み出すスピードによって前陣でも威力を発揮することができるラケットです。
また、飛距離が出るため中陣より後ろに下がったとしても充分に攻撃を仕掛けることが可能です。
まとめ:『レボルディアCNF』で勝てる卓球を実現しよう
いかがでしたでしょうか。新素材を投入し、唯一無二の打球感を実現した『レボルディアCNF』は、数々の使用者によってその性能が高く評価されています。やや高価ですが、この機会に『レボルディアCNF』を手にして、新感覚の打球感を味わってみませんか。