文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第51回となる今回は、2020年全日本卓球選手権男子ダブルスで3位に入賞した日本式ペンドライブマン・松下大星の卓球ギアを紹介する。
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このページの目次
松下大星の卓球ギア
戦型
右ペン裏裏
ラケット
バタフライ特注
ラバー
フォア:テナジー05(トクアツ・バタフライ)
バック:ディグニクス05(トクアツ・バタフライ)
ユニフォーム
クローバー歯科
こだわりのもの
靴底のインソール
※ギアは2020年2月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
写真:練習中の松下大星/撮影:ラリーズ編集部
日本を代表するペンホルダープレイヤーとして活躍している松下。小さい頃からペンホルダーで卓球を始めた松下は、現在もペンホルダーを愛用している。
松下はこれまでに全日本選手権ダブルスの部で3位、インターハイ団体2位、USオープン男子ダブルス優勝といった輝かしい成績を残している。愛工大名電高や愛知工業大学時代の活躍を目にした読者も多いのではないだろうか。
写真:インタビューに答える松下大星/撮影:ラリーズ編集部
松下は、バタフライ特注のラケットに、フォア:テナジー05(トクアツ)、バック:ディグニクス05(トクアツ)を使用している。
インナーフォース ZLCを基にした特注ラケットを使用しており、ラバーの種類はフォアハンドとバックハンドの特徴を活かすために変えている。バックのラバーをディグニクスにすることによって得意のバックハンドの技術を向上させており、フォアはスピードのあるボール出すためにテナジーを使用しているそうだ。
松下の特徴は強力なバックハンド
写真:松下大星/撮影:ラリーズ編集部
クローバー歯科カスピッズでコーチをしている姫野翼も松下のバックハンドを評価している。
「(松下)大星の印象で1番強いのは、完全にバックハンド。どの選手とやっても、軽く振ってるように見えるんですけど、相手がほとんどオーバーミスするんですよ。台の中でも台から離れたところからでも振れるのが強みです。バックハンドがチームの中ではずば抜けてる」と絶賛の嵐だ。
また、ペン特有の台上技術についても言及した。
「大星のチキータはシェークのチキータと違います。シェークだと、スピード重視か横回転を入れた回転重視のどちらかで、両立が難しい。でも、大星の場合はペンでヘッドが動くので、曲がりつつ回転量が多い速いボールが出せます。ダブルスで、ゲームオールになっても相手が対応しきれない場面を良く見ますね」。
写真:松下大星/撮影:ラリーズ編集部
こだわりの愛用品として松下は靴底のインソールをあげた。腰を痛めることが多かったという松下だが、インソールを変えることで痛めることが少なくなったそうだ。今では松下のアグレッシブなプレーを支える必需品となっている。
写真:仕事とも両立している松下大星/撮影:ラリーズ編集部
全日本では男子ダブルス3位、混合ダブルスベスト8
写真:松下大星・梅村優香ペア/撮影:ラリーズ編集部
松下は、クローバー歯科に加入して初の全日本で、男子ダブルス(ペア:江藤慧)と混合ダブルス(ペア:梅村優香・中央大)に出場した。男子ダブルスでは見事3位入賞、混合ダブルスではベスト8に輝いた。
梅村優香(中央大)との混合ダブルスについては「僕がそんなしゃべるタイプじゃないんで、向こうからよく話しかけてくれます(笑)」と笑顔で振り返った。
試合は張本智和/長﨑美柚ペアに敗れた。「張本選手、まじ強かったです。チキータがやばかった。試合後、冷静に振り返ると相手も(梅村の)表のボールを嫌がっていたので、(チャンスも)なくはなかったと感じたんですけど、やってるときはボールの質がすごかったです」と世界トップで戦う張本のプレーを称賛した。
鳴り物入りでクローバー歯科に加入し、2019年前期日本リーグ2部新人賞、最高殊勲選手賞を受賞。日本屈指のペンドラ・松下大星の2020年の活躍からも目が離せない。
卯木将大、江藤慧、松下大星がYouTuberデビュー
こんばんは〜!突然ですが1週間後からYouTube始めます!
卓球の動画や様々な面白い動画も上げていきます!
また詳しいことはこのアカウントから上げていきます😊
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