【卓球】サイバーシェイプウッドの性能を徹底レビュー 一世を風靡した"六角形ラケット"に待望の木材合板が登場 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球用具紹介 [PR] 【卓球】サイバーシェイプウッドの性能を徹底レビュー 一世を風靡した“六角形ラケット”に待望の木材合板が登場

2023.02.19

STIGA(スティガ)のラケット『サイバーシェイプウッド』は、5枚合板モデルで、『サイバーシェイプカーボン』では弾みすぎるプレーヤーの為に開発された、ブロックの安定感とカウンターの精度を追求した卓球ラケットです。果たして、『サイバーシェイプウッド』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

>>【卓球】サイバーシェイプカーボンを徹底解剖 卓球界の“常識”を覆す驚異の“六角形ラケット”

『サイバーシェイプウッド』とは

『サイバーシェイプウッド』は2023年2月にSTIGA(スティガ)から発売された木材合板ラケットです。STIGA(スティガ)と言えば、2021年に“六角形ラケット”と呼ばれる『サイバーシェイプカーボン』が発売され、卓球プレーヤーの注目を集めました。

トルルス・モーレゴード(スウェーデン)をはじめ、トップ選手でも使用者が増えている『サイバーシェイプカーボン』ですが、カーボンラケットが苦手な選手にとってはまずまずの印象でした。そこで今回登場したのが、木材合板の『サイバーシェイプウッド』です。

『サイバーシェイプウッド』の特徴

ではまずは、『サイバーシェイプウッド』の特徴について解説します。

特徴➀:六角形が生み出す広い打球エリア

『サイバーシェイプウッド』の特徴1つ目は、六角形が生み出す広い打球エリアです。

『サイバーシェイプカーボン』と同じく『サイバーシェイプウッド』もブレードが六角形の形となっています。六角形にすることで、従来の楕円形のラケットよりも台に近づけやすく、スイートスポットと呼ばれる最適な打球エリアも広くなっています。

特徴➁:ラバーを活かすことにこだわった5枚合板

『サイバーシェイプウッド』の特徴2つ目は、ラバーを活かすことにこだわった5枚合板です。

『サイバーシェイプウッド』は5枚合板のラケットで、『サイバーシェイプカーボン』よりも弾みは控えめです。カーボンラケットでは飛びすぎてしまうことから木材合板のラケットを使用して弾みを調整しているプレーヤーも少なくないです。

『サイバーシェイプウッド』は元々の弾みを抑えることで、ラバーによって弾みの調整が行えるメリットがあります。

特徴➂:技術向上の手助けにもなるソフトな打球感

『サイバーシェイプウッド』の特徴3つ目は、技術向上の手助けにもなるソフトな打球感です。

『サイバーシェイプウッド』の打球感はソフトと言われています。性能を見ても『サイバーシェイプカーボン』と比較してコントロール性能は倍近くありながらスピードはおよそ半分と扱いやすさが格段に上がっています。

これにより、レベルを問わず様々なプレーヤーが手に取れる性能のラケットとなっています。

『サイバーシェイプウッド』が向いている選手

『サイバーシェイプウッド』は以下のような選手に向いています。

選手➀:ブロックやカウンターで点を取りたい選手

『サイバーシェイプウッド』が向いている選手1人目は、ブロックやカウンターで点を取りたい選手です。

『サイバーシェイプカーボン』と同様に『サイバーシェイプウッド』もまた、ブロックでの球威の吸収力が高いラケットです。戦術の中でブロックを駆使してラリーを展開する選手や、隙あらばカウンターを狙いたい選手は『サイバーシェイプウッド』を使用することで思い通りの卓球ができます。

選手➁:様々な技術を向上させたい選手

『サイバーシェイプウッド』が向いている選手2人目は、様々な技術を向上させたい選手です。

『サイバーシェイプウッド』は弾みを控えめにしたことでテンション系ラバーを貼っても飛びすぎずにコートに収まってくれます。後々テンション系ラバーで高性能のものを使用したいが、まだ技術が追いつかない選手は『サイバーシェイプウッド』に貼ることで、技術を向上させることができます。

選手➂:選手を指導する監督やコーチ

『サイバーシェイプウッド』が向いている選手3人目は、選手を指導する監督やコーチです。

『サイバーシェイプウッド』のコンセプトとしては、指導者が技術を教える際に使用してほしいラケットとしても売り出しています。選手と指導者が両方使用することで、ラケットのスイング角度や台上への入り方等をチェックすることが容易になります。

また、選手の練習相手となる場合でも、弾みを抑えたことで台上やブロックが収まりやすく、ラリーの練習に活かすことができます。

『サイバーシェイプウッド』の板厚/重さ/グリップ

続いて『サイバーシェイプウッド』の板厚、重さ、グリップについて解説します。

板厚

『サイバーシェイプウッド』の板厚は6.0mmで、ラケットの中ではやや厚めの部類です。5枚合板の中では厚く、強打の際には板厚によってスピード感のある卓球も可能にします。

重さ

『サイバーシェイプウッド』の重さは83g前後です。5枚合板の中では標準的な重さとなっています。『サイバーシェイプカーボン』よりも2g前後軽くなっているため、ラケットの軽量化を図りたい選手にもお勧めです。

グリップ

『サイバーシェイプウッド』のグリップはシェークハンドのFL(フレア)とST(ストレート)、そしてPEN(中国式ペン)の3種類です。

まとめ:『サイバーシェイプウッド』で勝てる卓球を実現しよう

このように『サイバーシェイプウッド』は、レベルを問わず様々なプレーヤーがラバーを軸に考えることのできるラケットとなっています。ぜひ一度、『サイバーシェイプウッド』を手にして、あなたもブロックやカウンターのプロフェッショナルになってみませんか。

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