卓球用具紹介 [PR] 【卓球】ヴェンタスエキストラの性能を徹底レビュー スピードと回転の両立した威力重視のラバー
2023.01.11
『ヴェンタスエキストラ』は、VICTAS社のラバーの一つでVENTUS(ヴェンタス)シリーズの最上位モデルに位置付けられたラバーです。シリーズ最上位として提供されているヴェンタスエキストラには、どのような特徴があるのでしょうか。ヴェンタスエキストラに向いているプレーヤーについてもご紹介します。
このページの目次
『ヴェンタスエキストラ』とは
ヴェンタスエキストラは、もともとは「スーパーヴェンタス」という商品名でTSPから発売されていましたが、TSPとVICTASの統合に伴い、現在のヴェンタスエキストラとなりました。また、ヴェンタスエキストラはカラーラバーの解禁にいち早く対応したラバーの1つであり、従来の赤・黒に加え、2021年からは新色のピンクも販売されています。
VICTAS社には、VENTUS(ヴェンタス)というシリーズのラバーがあります。このヴェンタスシリーズはORCテクノロジーによって「どのようなレベルの選手にも対応し、どのような状況でも回転性能を発揮する」と謳われています。
具体的にはTSPとドイツの技術を組み合わせた回転重視のトップシートを採用する事によって、どの様なインパクトでもボールに安定した弧線を描かせる事を目的としたテクノロジーです。
『ヴェンタスエキストラ』の性能
現在ヴェンタスシリーズには、「ヴェンタスエキストラ」「ヴェンタススティフ」「ヴェンタスリンバー」「ヴェンタスレギュラー」「ヴェンタスレギュラーα」の5種類があり、今回ご紹介するのは、最上位の「ヴェンタスエキストラ」です。
ヴェンタスエキストラは「スピード」と「掴みやすさ」を両立した新開発のスポンジと、ボールの回転エネルギーを増幅する新次元の弾力性を備えたトップシートを搭載しています。どちらも他のヴェンタスシリーズと共用しておらず、シリーズ最上位の性能を誇ります。
スポンジ厚が1.8、2.0、MAXで用意されており、VICTAS社基準のスペックではスポンジ硬度が47.5±3、性能は弧線の高さは7.7、スピードは8.8、ドライブの精度は7.5、シートの強さは9.0、反発は8.5と公表されています。価格は¥5,610(税込)です。
『ヴェンタスエキストラ』の特徴
強力なインパクトでも思い通りの回転と弧線を描く
VICTAS社のホームページで公開されている岸川聖也選手の試打動画を見てみると、思い通りの回転と弧線を描いてくれるという評価がされています。「どのようなレベルの選手にも対応し、どのような状況でも回転性能を発揮する」というORCテクノロジーが、トップ選手の強力なインパクトでもしっかりと機能している事が証明されています。
JGコンビ(JAPAN GERMANY COMBINATION)による高い回転性能とスピード性能
日本製ラバーの持ち味は、球持ちとグリップ力。ドイツ製テンションラバーの持ち味はスピード。ヴェンタスエキストラはVICTASが統合が長年培ってきたラバー開発のノウハウと、ドイツの最新テクノロジーが融合されています。高いグリップ力による回転性能に加え、スピードドライブ、フラット打法(スマッシュやミート打法)などのスピード性能も高い水準で保たれています。
硬いスポンジと柔らかめのトップシートにより威力と扱い易さを両立
スポンジ硬度が47.5度と硬めですが、柔らかいトップシートを組み合わせる事であまり硬さを感じません。それでも強くインパクトした時は硬いスポンジによって威力のあるボールを生み出す事ができ、威力と扱い易さを両立しているといえるでしょう。
『ヴェンタスエキストラ』に向いているプレーヤー
ヴェンタスエキストラは、次のようなプレーヤーに向いているといわれています。
威力と安定性の両立を求めるプレーヤー
上述した通り、ヴェンタスエキストラはトップ選手の強力なインパクトにも対応可能な程に高い性能を持っています。その一方で柔らかいトップシートによって扱い易さも兼ね備えています。ボールの威力と安定性の両方を求めるプレーヤーにぴったりです。
スピード攻撃を重視するプレーヤー
回転が良く掛かるラバーにみられる、スピード系の技術の威力が出ないという事がヴェンタスエキストラにはありません。回転量の多いボールと威力あるフラット打法を混ぜることが可能になっており、より多彩なプレーが可能になるでしょう。
強いインパクトの上級者も使用可能
他のヴェンタスシリーズは威力よりも安定性を重視して作られているラバーです。その為、物足りなさを感じるプレーヤーがいたかもしれません。ですがヴェンタスエキストラはボールの威力も高い水準で備えており、上級者も満足させるでしょう。
『ヴェンタスエキストラ』の重さ/寿命
ヴェンタスエキストラは一般的なラバーと比較すると若干重めに設計されているようです。47.5±3という硬いスポンジと回転重視のトップシートにより、他のヴェンタスシリーズと比べても一番重量の大きいラバーとなっています。
寿命の観点では、使用者のレビューを見てみると毎日数時間の練習であれば2ヶ月は持つという声が多いようです。他社のフラッグシップ製品よりも価格が安価である上に、寿命も長めな為、愛好家には嬉しい商品となっているのではないでしょうか。
まとめ:『ヴェンタスエキストラ』で理想の卓球を実現しよう
ヴェンタスエキストラはヴェンタスシリーズの中で最上位モデルであり、上級者も満足させる高い性能を持っています。一方でその安定した性能から、中級者まで幅広く使用できるラバーともいわれます。使用者レビューでも高評価の多いこのラバー、興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。