浦口耕太郎・健太郎(北陸大学)の用具紹介|俺の卓球ギア#69 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:浦口耕太郎・健太郎(北陸大学)の卓球ギア/提供:本人

卓球用具紹介 浦口耕太郎・健太郎(北陸大学)の用具紹介|俺の卓球ギア#69

2020.08.30

文:ラリーズ編集部

卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。

第69回となる今回は、宮崎県の名門・日南学園中学校・高等学校から現在は北陸大学に進学し、双子でレギュラーとして活躍する浦口耕太郎選手、浦口健太郎選手の卓球ギアを紹介する。

>>地元の強豪選手からプロ選手まで!用具や愛用品を紹介!

浦口耕太郎の卓球ギア


写真:浦口耕太郎(北陸大学)/提供:本人

戦型
 左ペン裏裏
ラケット
 張本智和インナーフォースZLC (中国式ペン)
ラバー
フォア:V>15 Extra 特厚
バック:V>15 Extra 特厚
ウェア
北陸大学のユニフォーム/日南学園高校時代のユニフォーム
こだわりのもの
リストバンド

浦口健太郎のギア


写真:浦口健太郎(北陸大学)/提供:本人

戦型
左シェーク裏裏
ラケット
張継科ALC (FL)
ラバー
 フォア:キョウヒョウネオⅢ
 バック:V>15 Extra 特厚
ウェア
 北陸大学のユニフォーム/日南学園高校時代のユニフォーム
こだわりのもの
 Bluetoothイヤホン
※ギアは2020年8月時点のもの

ラリーズ編集部のコメント

小学三年生から卓球を始めた浦口兄弟はともに左利きながら戦型やプレースタイルは異なる。

ペンホルダーの兄、耕太郎は2017年インターハイで熊本竜己(現・筑波大)とペアを組みダブルスベスト8という輝かしい結果を残した。また、北信越学生選手権大会のダブルスでは砂子拓海(北陸大)とのペアで優勝するなど、ダブルスの名手として活躍している。


写真:日南学園高校時代の浦口耕太郎(左)・健太郎/提供:日南学園

シェークハンドの弟、健太郎は北信越学生選手権大会のシングルスで優勝し、北信越を代表する学生アスリートだ。

浦口兄弟は、小3で卓球を始めて以来、中学、高校、大学と実に11年間もチームメイトとして切磋琢磨しながら卓球の腕を磨いてきた。チーム内でも練習相手に浦口兄弟を指名したがる選手が多く、チームメイトからも好かれる人柄だという。


写真:日南学園高校時代の浦口耕太郎(右)・健太郎/提供:宮﨑県卓球協会

兄・耕太郎の卓球用具のこだわりとは?

兄・耕太郎の用具は、中国式ペン張本智和インナーフォースZLCにラバーはフォア:V>15 Extra、バック:V>15 Extraを貼っている。全国的に見ても左ペンホルダーで活躍する選手は希少価値が高いが「遊びとして卓球を始めた時、ペンホルダーの方がシェークハンドよりしっくりきた」という理由でペンを使い続けている。

得意のフォアハンドと多彩な台上技術を生み出すために用具にもこだわっている。「ラケットは以前は丹羽孝希を使っていましたが、より重いボールを出す為に、面が大きくラケットが重い張本智和インナーフォースZLCを選びました。ラバーは、全力で振ってもしっかり食い込んでくれて中陣や後陣からでも振り抜けて打球感も手に響くので使いやすいのでV-15 Extraを使い続けています」。(浦口耕太郎、本人談)

耕太郎はこだわりの愛用品として、リストバンドを挙げた。
「汗を沢山かいてしまうのでリストバンドを使っています。プレーに集中する為に夏は必須です。」と汗かきならではのこだわりを明かした。

弟・健太郎の卓球ギア

健太郎の用具は、ラケットが張継科ALC。ラバーはフォア:キョウヒョウネオⅢ、バック:V>15 Extraだ。ブロックが得意な安定性重視のスタイルの健太郎は、特徴のあるボールを出して相手のミスを誘い、回転量で相手と勝負できる為の用具選びをしている。

「ラケットは、以前はインナーフォースZLCを使っていたが、粘着ラバーにはALCのラケットの方が打球感が良いです。ラバーは、フォアにディグニクス80を使用していたがラリーだとパワーがなく打ち抜けないので中々得点が取れない。その為、粘着ラバーに変更して回転量で相手のミスを誘っている。」と用具選びのポイントをコメント。

こだわりの愛用品として、Bluetoothイヤホンを挙げた。「練習前や試合前にリラックスする為に必須のアイテムです。好きな曲はMAN WITH A MISSIONの“remember me”。音楽が練習を頑張る源にもなっています。」と音楽へのこだわりについても教えてくれた。

二人とも身長約163センチと小柄でパワーが出ないという悩みがあったが、用具や愛用グッズの力を借りながら体格面でのハンデを補い、結果を残している。

浦口兄弟の今後の目標は?


写真:浦口耕太郎・健太郎(北陸大学)の卓球ギア/提供:本人

将来の目標について、兄・耕太郎が「とにかく全国で一勝でも多く勝ちたい。将来は保健体育の教師となり卓球部を指導したい」と話せば、弟・健太郎も「とにかく団体で勝ちたい。創部初となるインカレでベスト16を目指したい。そして卒業後は地元宮崎県で就職して卓球に携わっていきたい」と明確な将来ビジョンを描いていた。

残りの大学生活で更なる進化を遂げるであろう浦口兄弟の戦いぶりから目が離せない。

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取材協力:Labolive、北陸大学卓球部