ビスカリアがついに復活!?世界を代表する卓球選手からも人気を誇るラケットの特徴とは | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2019.03.01

ビスカリアがついに復活!?世界を代表する卓球選手からも人気を誇るラケットの特徴とは

*写真はビスカリアを使用している張継科(中国)

中国代表選手の「張継科」をはじめ、世界的な有名プレーヤーから根強い人気を誇る卓球ラケット、ビスカリア。1993年に発売され,2007年に廃盤となりました。しかし2011年世界選手権男子シングルスで張継科選手が優勝した事を皮切りに人気が再燃しました。国内では廃盤で入手困難なモデルであるため、海外から個人輸入をして入手するユーザーも少なくありませんでした。

日本のトップ選手では石川佳純選手や平野美宇選手、長崎美柚選手が使用しています。中国では張継科選手や林高遠選手が使用していますね。

しかし、ついに2019年4月1日よりバタフライ新製品として国内発売が開始されます。今回はそんなビスカリアの商品情報や使用感、向いているプレースタイルなどをご紹介します。

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ビスカリアラケットとは

写真提供:株式会社タマス

ビスカリアは日本の卓球用品総合メーカーである「タマス社(ブランド名:バタフライ)」から販売されていたアリレートカーボン搭載のラケットです。アリレートカーボンとはアリレートとカーボンファイバーを交織した特殊素材の事です。価格は国内販売価格で25,000円(税抜)。

ブレードサイズは157×150m(縦×横)、ブレード厚み5.8mm、グリップはFL(フレア)が100×25×34mm(長さ×厚×エンド幅)ST(ストレート)が100×23×28mmとなっています。

ビスカリアはアリレートカーボンをラケットの中心の板からより外側、上板の近くに搭載しています。同様に外側にアリレートカーボン搭載しているラケットは、同メーカーからは張継科ALCやティモボルALC、松平健太ALC等が発売されています。

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ビスカリアの特徴

ビスカリアの特徴としてあげられるのは、バックハンドが握りやすい独特のグリップ形状です。全体的に太めの作りとなっており、くびれた形状をしているので、指へのフィット感が大きく向上します。バックハンドが振りやすいのはもちろん、連打時の安定感に優れているのもポイントです。バックハンドドライブを多用するプレーヤーとの相性は抜群です。

ビスカリアのブレードは上述の張継科ALCやティモボルALC、松平健太ALCと全く同じものになっています。特に張継科ALCとはグリップも全く同じものになっており、違いはデザインのみです。
打球はスピードが出ながらも、打球感は柔らかく、あまり手に響きません。
一般的に、カーボンラケットはスピードが出ますが、打球感が硬く扱いづらい傾向にあります。一方で木材ラケットは打球感が柔らかく、手に響く打球感がありコントロールし易いですが、打球スピードはカーボンラケットに劣ります。アリレートカーボンは柔らかい打球感で打球スピードを確保しています。
ビスカリアは扱いやすさと打球スピードが両立しているラケットといえるでしょう。

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ビスカリアが向いているプレースタイル

ビスカリアの特性を生かせるプレースタイルに関しては、例をあげるならチキータで先手を取り、両ハンドドライブで畳み掛けていくタイプのプレーヤーです。前述のトップ選手達は、共通してチキータで先手を取り両ハンドで攻撃するタイプです。

木材ラケットにくらべ打球スピードがある為、前陣でのショートスイングでも十分な威力を出す事ができます。現代卓球でみられる、高い打球点で両ハンド高速ラリーを展開したい人にはうってつけのラケットだといえます。

威力のある球を出しやすい反面、打球は直線的なので打球点が下がるとミスが多くなります。その為、両ハンド攻撃型に比べて打球点が下がり易いフォアハンド主戦型のプレーヤーが使用した場合はリスキーなプレーになってしまう可能性も考慮すべきです。

>>ビスカリア使用者の上村太陽(専修大学)の用具紹介

ビスカリアラケットが購入できる場所

ビスカリアは上述で触れたように日本では廃盤となっていたので、海外の卓球用具専門ショップやオークションで入手するしか方法はありませんでした。オークションではビスカリアの偽物が出品されているケースも多く問題になっていましたが、2019年4月1日以降は国内の卓球用具専門ショップやスポーツ用品量販店で購入する事が出来ます。国内販売品であれば偽物の心配もないので、よほどの理由が無ければ国内販売品を購入する事を推奨します。

>>ビスカリアを使用している石脇優樹(同志社大学)の用具紹介

まとめ

優れた性能を持ちながら、惜しくも国内では廃盤となってしまったビスカリア。廃盤から12年ついに再販される事になり、これを待っていた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか??
張継科選手やトッププレーヤー達のような両ハンドドライブで攻撃的なプレーを目指すプレーヤーは是非一度お試しください。

写真:新華社/アフロ

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