ヤサカはラバーにおいて「ラクザ」シリーズを筆頭に人気作を生み出していますが、ラケットでも大人気と呼ばれているシリーズがあります。それが、『馬林エキストラオフェンシブ』です。
今回は、『馬林エキストラオフェンシブ』を徹底的に分析し、5枚合板ラケットの特徴をおさえるとともに、どのようなプレースタイルの選手に適しているかを紹介していきます。
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このページの目次
『馬林エキストラオフェンシブ』とは？
『馬林エキストラオフェンシブ』はヤサカから発売されている5枚合板のラケットです。北京五輪王者で現中国女子代表監督の馬琳が監修を務めました。
「馬林」シリーズは、『馬林エキストラオフェンシブ』をはじめ『馬林エキストラスペシャル』、『馬林カーボン』、『馬林ソフトカーボン』、『馬林ハードカーボン』の計5種類が展開されています。
それでは、5枚合板ラケットの中でも人気作の1つとして有名な『馬林エキストラオフェンシブ』の特徴について詳しく見ていきましょう。
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『馬林エキストラオフェンシブ』の特徴
『馬林エキストラオフェンシブ』は、他の合板ラケットには見られない特徴があります。
特徴①：硬い木材を使用することで5枚合板ながらも弾む
『馬林エキストラオフェンシブ』は5枚合板ラケットですが、弾みの良さに定評があります。『馬林エキストラオフェンシブ』に使用されている木材は北欧製です。
北欧製の木材は質が良いことに加え硬めであることが多く、『馬林エキストラオフェンシブ』も他の5枚合板ラケットに比べてやや硬めの打球感となっています。
その分、他の5枚合板ラケットよりも威力を出しやすく、ラバーも粘着ラバーからテンションラバーまで幅広く組み合わせることができるラケットとなっています。
特徴②：弾きやすく台上にも強い
『馬林エキストラオフェンシブ』は上板が硬めであるため、弾きやすいラケットとも言われています。そのため、台上技術においてもフリック等での操作性の良さを感じることができます。
スマッシュやミート打ちでも難なく打つことが可能で、攻守のバランスに優れたラケットとして常に人気です。弾み自体は控えめであるためストップも止まりやすく、台上技術において非の打ち所がないラケットです。
『馬林エキストラオフェンシブ』に向いているプレーヤー
バランスに優れた『馬林エキストラオフェンシブ』の使用に適しているのは以下のような選手です。
選手①：回転をかける感覚を養いたい選手
『馬林エキストラオフェンシブ』は、5枚合板ラケットでしなりを生みやすいラケットです。ラケットがしなることで、回転がかけやすくなります。
卓球を始めて間もない選手や、基礎を固めたい選手、特に回転をかける感覚を養いたい選手は『馬林エキストラオフェンシブ』を使用することで自身の感覚を磨くことができます。
『馬林エキストラオフェンシブ』はラバーを選ばないラケットでもあるため、粘着ラバーでの回転のかけ方を覚えたい選手、スピン系テンションラバーでの回転のかけ方を覚えたい選手の双方とも使用に適しています。
選手②：表ソフトを使用している選手
『馬林エキストラオフェンシブ』は上板が硬いラケットで弾きやすく、表ソフトを使用している選手からも高評価なラケットです。
表ソフトでのミート打ちやスマッシュも難なく打つことができます。5枚合板で弾みも特殊素材や7枚合板と比べると控えめであるため、粒高ラバーを使用していても相手の球威を吸収することができます。
選手③：前陣をメインに戦う選手
『馬林エキストラオフェンシブ』は、台上技術に優れそのほかの技術もそつなくこなせるラケットです。前陣で戦う分には申し分ない性能を持っています。
台上で安定してストップやフリック等を駆使して自分に有利な展開を作ることができます。一方で、中陣よりも後ろに下がってしまうと、自身のパワーが必要となってきます。
まとめ：『馬林エキストラオフェンシブ』で勝てる卓球を実現しよう
いかがでしたでしょうか。現代卓球においても申し分ない性能を持ち、攻守のバランスに優れた5枚合板として長年人気であり続けている『馬林エキストラオフェンシブ』は、多くの卓球プレーヤーが試す価値があります。ぜひ一度手にして、自身の卓球の新たな可能性を探ってみてはいかがでしょうか。
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