学生日本一を決める大会である全日本大学総合卓球選手権大会(以下、全日学)。全国の大学生プレーヤーが憧れる大舞台だ。今回はそんな全日学の詳細についてと、歴代の優勝者・優勝校を紹介する。
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このページの目次
- 1 全日本大学総合卓球選手権大会とは
- 2 インカレ・全日学 男子
- 3 全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)男子シングルス 歴代優勝者一覧
- 4 全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)男子ダブルス 歴代優勝者一覧
- 5 全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)男子 歴代優勝校一覧
- 6 全日学・インカレ 女子
- 7 全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)女子シングルス 歴代優勝者一覧
- 8 全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)女子ダブルス 歴代優勝者一覧
- 9 全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)女子 歴代優勝校一覧
- 10 【関連動画】
- 11 潜入・大学卓球部
- 12 大学卓球部潜入企画はこちら
全日本大学総合卓球選手権大会とは
全日学は個人の部と団体の部からなり、個人の部は10月ごろ、団体の部は6月ごろに行われる。個人・団体ともに地域ごとの予選を通過した選手のみが参加できる。
団体の部はインカレとも呼ばれ、男女ともに4シングルス1ダブルスの3本先取の形式で戦う。大学生選手にとって、各地域ごとのリーグ戦と並ぶ重要な大会だ。
インカレ・全日学 男子
団体・個人共に明治大、専修大、愛知工業大、青森大の強さが目立つ。特に明治大は水谷隼(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)という東京五輪代表を2名輩出している。
令和元年度は全日本複優勝の及川瑞基(木下グループ)がシングルス2連覇を果たした。団体は愛知工業大が4年ぶりに王座を奪還し、ダブルスも木造勇人/田中佑汰の愛知工業大勢が制した。
令和3年度の団体の部では、愛知工業大学が戸上隼輔、宇田幸矢らを擁する明治大学に勝利し、優勝を飾ったが、令和4年度では明治大学がリベンジし優勝を掴み取った。
全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)男子シングルス 歴代優勝者一覧
写真:令和4年優勝の田中佑汰/撮影:ラリーズ編集部
平成元年 | 楊玉華(東北福祉大) |
平成2年 | 王会元(龍谷大) |
平成3年 | 周宏(埼玉工業大) |
平成4年 | 周宏(埼玉工業大) |
平成5年 | 増田秀文(専修大) |
平成6年 | 今枝一郎(愛知工業大) |
平成7年 | 田﨑俊雄(明治大) |
平成8年 | 遊澤亮(明治大) |
平成9年 | 遊澤亮(明治大) |
平成10年 | 遊澤亮(明治大) |
平成11年 | 真田浩二(愛知工業大) |
平成12年 | 宋海偉(青森大) |
平成13年 | 脇ノ谷勝利(近畿大) |
平成14年 | 陳晨(青森大) |
平成15年 | 川崎公介(青森大) |
平成16年 | 高木和健一(青森大) |
平成17年 | 下山隆敬(早稲田大) |
平成18年 | 下山隆敬(早稲田大) |
平成19年 | 久保田隆三(早稲田大) |
平成20年 | 松平賢二(青森大) |
平成21年 | 水谷隼(明治大) |
平成22年 | 笠原弘光(早稲田大) |
平成23年 | 神巧也(明治大) |
平成24年 | 上田仁(青森大) |
平成25年 | 丹羽孝希(明治大) |
平成26年 | 森薗政崇(明治大) |
平成27年 | 森薗政崇(明治大) |
平成28年 | 丹羽孝希(明治大) |
平成29年 | 森薗政崇(明治大) |
平成30年 | 及川瑞基(専修大) |
令和元年 | 及川瑞基(専修大) |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 戸上隼輔(明治大) |
令和4年 | 田中佑汰(愛知工業大) |
全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)男子ダブルス 歴代優勝者一覧
写真:令和4年優勝の岩永宜久と濱田一輝/撮影:ラリーズ編集部
平成元年 | 大平信悟/野中修二(専修大) |
平成2年 | 鷲見剛/大矢剛(早稲田大) |
平成3年 | 火念祖/黄若東(大阪経済法科大) |
平成4年 | 川嶋崇弘/増田秀文(専修大) |
平成5年 | 今枝一郎/鬼頭明(愛知工業大) |
平成6年 | 皆川顕一/渡辺敬文(大正大) |
平成7年 | 田﨑俊雄/遊澤亮(明治大) |
平成8年 | 田﨑俊雄/遊澤亮(明治大) |
平成9年 | 野平直孝/高橋卓斗(専修大) |
平成10年 | 石岳/王海軍(愛知工業大) |
平成11年 | 黒川良紀/王輝(埼玉工業大) |
平成12年 | 遊佐充裕/王海軍(愛知工業大) |
平成13年 | 田㔟邦史/宋海偉(青森大) |
平成14年 | 今福豊/成紅光(愛知工業大) |
平成15年 | 山城譲二/原雅彦(専修大) |
平成16年 | 中野祐介/下山隆敬(早稲田大) |
平成17年 | 中野祐介/下山隆敬(早稲田大) |
平成18年 | 足立卓也/松山満(明治大) |
平成19年 | 徳増信弥/森田翔樹(専修大) |
平成20年 | 大矢英俊/松平賢二(青森大) |
平成21年 | 森田侑樹/瀬山辰男(中央大) |
平成22年 | 瀬山辰男/松生直明(中央大) |
平成23年 | 平野友樹/神巧也(明治大) |
平成24年 | 森本耕平/吉村真晴(愛知工業大) |
平成25年 | 平野友樹/有延大夢(明治大) |
平成26年 | 平野友樹/有延大夢(明治大) |
平成27年 | 田添健汰/郡山北斗(専修大) |
平成28年 | 丹羽孝希/酒井明日翔(明治大) |
平成29年 | 定松祐輔/宮本幸典(中央大) |
平成30年 | 硴塚将人/緒方遼太郎(早稲田大) |
令和元年 | 木造勇人/田中佑汰(愛知工業大) |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 宮本春樹/田原彰悟(愛知工業大) |
令和4年 | 岩永宜久/濵田一輝(早稲田大) |
全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)男子 歴代優勝校一覧
平成元年 | 明治大学 |
平成2年 | 専修大学 |
平成3年 | 中央大学 |
平成4年 | 中央大学 |
平成5年 | 明治大学 |
平成6年 | 愛知工業大学 |
平成7年 | 明治大学 |
平成8年 | 明治大学 |
平成9年 | 明治大学 |
平成10年 | 明治大学 |
平成11年 | 愛知工業大学 |
平成12年 | 愛知工業大学 |
平成13年 | 青森大学 |
平成14年 | 青森大学 |
平成15年 | 青森大学 |
平成16年 | 早稲田大学 |
平成17年 | 青森大学 |
平成18年 | 青森大学 |
平成19年 | 早稲田大学 |
平成20年 | 青森大学 |
平成21年 | 明治大学 |
平成22年 | 青森大学 |
平成23年 | 明治大学 |
平成24年 | 明治大学 |
平成25年 | 愛知工業大学 |
平成26年 | 明治大学 |
平成27年 | 愛知工業大学 |
平成28年 | 明治大学 |
平成29年 | 明治大学 |
平成30年 | 専修大学 |
令和元年 | 愛知工業大学 |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 愛知工業大学 |
令和4年 | 明治大学 |
全日学・インカレ 女子
女子は団体で11度の優勝、個人では丹羽孝希の姉・丹羽美里がシングルス3連覇を果たすなど、淑徳大が長きに渡って強さを見せていた。ここ数年は様々な大学からスターが生まれ、群雄割拠の時代に突入したと言えるだろう。
令和元年度は森田彩音(デンソー)が中央大勢として久々のシングルス優勝を果たし、ダブルスは熊中理子/三條裕紀の青山学院大ペアが制した。団体は愛知工業大が早稲田大の4連覇を阻止し、22年ぶりの優勝を果たした。
令和3年度の団体の部では、早稲田大学が2018年以来となる優勝を飾った。令和4年度の団体の部では神戸松蔭女子学院大学が初優勝を成し遂げている。
全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)女子シングルス 歴代優勝者一覧
写真:令和4年優勝の黒野葵衣/撮影:ラリーズ編集部
平成元年 | 李宏宇(北海道栄養短大) |
平成2年 | 高尾和子(中央大) |
平成3年 | 韓艶(龍谷大) |
平成4年 | 詹莉(淑徳短大) |
平成5年 | 韓艶(龍谷大) |
平成6年 | 洪順花(中京大) |
平成7年 | 李隽(淑徳短大) |
平成8年 | 岡崎恵子(近畿大) |
平成9年 | 金京(東北福祉大) |
平成10年 | 馬佳(大正大) |
平成11年 | 宋暁薇(近畿大) |
平成12年 | 宋暁薇(近畿大) |
平成13年 | 劉雯(東北福祉大) |
平成14年 | 刘婷婷(東京富士大) |
平成15年 | 孫博(大正大) |
平成16年 | 藤井寛子(淑徳大) |
平成17年 | 狭間のぞみ(大正大) |
平成18年 | 渡辺裕子(中央大) |
平成19年 | 杉本枝穂(専修大) |
平成20年 | 若宮三紗子(立命館大) |
平成21年 | 照井萌美(早稲田大) |
平成22年 | 藤井優子(近畿大) |
平成23年 | 松澤茉里奈(淑徳大) |
平成24年 | 丹羽美里(淑徳大) |
平成25年 | 丹羽美里(淑徳大) |
平成26年 | 丹羽美里(淑徳大) |
平成27年 | 鈴木李茄(専修大) |
平成28年 | 成本綾海(同志社大) |
平成29年 | 安藤みなみ(専修大) |
平成30年 | 安藤みなみ(専修大) |
令和元年 | 森田彩音(中央大) |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 黒野葵衣(早稲田大) |
令和4年 | 黒野葵衣(早稲田大) |
全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(全日学)女子ダブルス 歴代優勝者一覧
写真:令和4年優勝の谷渡亜美と信田ことみ/撮影:ラリーズ編集部
平成元年 | 鳩野理恵/高尾和子(中央大) |
平成2年 | 高橋頼子/室重明世(青山学院大) |
平成3年 | 阪井智子/道広友子(富士短大) |
平成4年 | 小貫菜穂子/大亀さくら(専修大) |
平成5年 | 河合雅世/横田亜季(青山学院大) |
平成6年 | 大森あゆ美/伊東美香(中央大) |
平成7年 | 大柿柴保/益田誌保(専修大) |
平成8年 | 千川真智子/劉京晶(龍谷大) |
平成9年 | 河村朋枝/大野恵理(青山学院大) |
平成10年 | 米倉知子/今坂亮子(筑波大) |
平成11年 | 馬佳/郗林(大正大) |
平成12年 | 馬佳/郗林(大正大)/td> |
平成13年 | 高橋美貴江/藤井寛子(淑徳大) |
平成14年 | 王金/張巍(朝日大) |
平成15年 | 孫博/大畑奈保子(大正大) |
平成16年 | 阿部恵/山﨑知春(青山学院大) |
平成17年 | 福岡春菜/坂本沙織(日本大) |
平成18年 | 末益薫/山梨有理(淑徳大) |
平成19年 | 阿部恵/山﨑知春(青山学院大) |
平成20年 | 若宮三紗子/宇土弘恵(立命館大) |
平成21年 | 照井萌美/中島未早希(早稲田大) |
平成22年 | 加能尚子/原田智美(東京富士大) |
平成23年 | 池田好美/平野容子(東京富士大) |
平成24年 | 中島未早希/加藤充恵(早稲田大) |
平成25年 | 北岡エリ子/松村夏海(中央大) |
平成26年 | 小道野結/高橋結女(早稲田大) |
平成27年 | 鈴木李茄/安藤みなみ(専修大) |
平成28年 | 楠川愛子/石田葵(愛知工業大) |
平成29年 | 安藤みなみ/枝松亜実(専修大) |
平成30年 | 安藤みなみ/枝松亜実(専修大) |
令和元年 | 熊中理子/三條裕紀(青山学院大) |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 笹尾明日香/岩越帆香(早稲田大) |
令和4年 | 谷渡亜美/信田ことみ(愛知工業大) |
全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(インカレ)女子 歴代優勝校一覧
写真:令和4年優勝の神戸松蔭女子学院大学/撮影:ラリーズ編集部
平成元年 | 富士短期大学 |
平成2年 | 青山学院大学 |
平成3年 | 青山学院大学 |
平成4年 | 青山学院大学 |
平成5年 | 青山学院大学 |
平成6年 | 中央大学 |
平成7年 | 近畿大学 |
平成8年 | 大正大学 |
平成9年 | 愛知工業大学 |
平成10年 | 専修大学 |
平成11年 | 中央大学 |
平成12年 | 淑徳大学/td> |
平成13年 | 淑徳大学 |
平成14年 | 淑徳大学 |
平成15年 | 淑徳大学 |
平成16年 | 淑徳大学 |
平成17年 | 日本大学 |
平成18年 | 淑徳大学 |
平成19年 | 青山学院大学 |
平成20年 | 朝日大学 |
平成21年 | 淑徳大学 |
平成22年 | 淑徳大学 |
平成23年 | 淑徳大学 |
平成24年 | 東京富士大学 |
平成25年 | 淑徳大学 |
平成26年 | 淑徳大学 |
平成27年 | 専修大学 |
平成28年 | 早稲田大学 |
平成29年 | 早稲田大学 |
平成30年 | 早稲田大学 |
令和元年 | 愛知工業大学 |
令和2年 | ※新型コロナウイルスにより中止 |
令和3年 | 早稲田大学 |
令和4年 | 神戸松蔭女子学院大学 |