文:川嶋弘文(ラリーズ編集部)

見どころ

15歳以下という年齢制限がある東京選手権シングルスのカデットの部。この年代はシニアに比べ、卓球歴と体格が勝負に影響するため、14-15歳の中2-中3世代が活躍しやすい。

そんな中、試合会場での活躍が一際目立っていたのが、9歳(試合当日の年齢。現在は10歳)の松島輝空(そら)。

全日本選手権のカブ(小2以下)、バンビ(小4以下)の部でチャンピオンとなり、同世代では敵なしの状態だ。

親子孫3世代が卓球選手という、卓球一家の中で育ち、テレビやYouTubeを通じて世界中から注目されている将来有望なサウスポーだ。

同じサウスポーで20センチ以上も身長差がある石川代表の松本はドライブ、サーブの回転量ともにパワーがある。

松島は相手のパワーを前陣カウンターブロックで弾き返すプレーで勝機を見出す。

そしてチャンスボールを全身を使ってフルスイング攻撃。

この卓球に全てを懸けている卓球少年の一生懸命なプレーは見るものを熱くさせる。

勝負を分けたこの1本

3分52秒〜4分02秒:3セット目8-6から松島がロングラリーを制し、9-6とした場面。
※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

松島は1セット目11-1で圧勝し、2セット目も10-7でリード。このまま一気に勝負を決めると思われたが松本がうまく松島を台から下げることに成功し、5本連取して10-12と大逆転。

普通の9歳であればここで崩れそうなものだが、松島は類まれなる才能(メンタルタフネスと戦術転換)を見せた。恐らくベンチにいる家族のアドバイスも効いたのであろう。

松島は3セット目、出来るだけ台から下がらず、リスクを冒してでも前陣で攻撃的なプレーを展開。

この8-6からの1本は徹底した戦術が如実に現れた。相手の松本を台から下げ、勝負所でのロングラリーをものにし、一気に流れを引き寄せた。末恐ろしい10歳である。

試合情報

大会名:第69回 東京卓球選手権大会 男子カデット 3回戦
選手名:松島輝空(田阪卓研・京都) 対 松本光史(大宗クラブ・石川)
大会種別:個人戦、シングルス、国内、カデット
試合結果:松島3-1松本
・配信元のフルバージョン動画を見たい方はこちら

協力:LaboLive

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