文:川嶋弘文(ラリーズ編集部)

見どころ

学生卓球の魅力は、ミスを恐れず、いいボールを打って決めに行こうとするため、豪快なプレーが多く見られるところだ。

高校生や大学生は卓球に打ち込む時間が社会人と比べて沢山確保できるため、いろんな得点パターンの練習をし、それを試合で出そうとする傾向にある。一方で社会人になると、練習時間が取りにくいため、特定のパターン練習を中心に行い、試合ではミスの少ないプレーを心がけ、相手のミスで得点を拾いに行く選手が多くなる。またプロになるとそのプレーの精度が高く、凡ミスが非常に少なくなる。

今回ご紹介する試合は強豪大学生同士の対戦。

ともに実績豊富な正統派シェークドライブ同士の対決となるが、とにかく自分で攻撃して決めたいというモチベーションが前面に出ており、激しい打ち合いが多い。

一方で得点の半分くらいが攻撃ミス(オーバーミスやネットミス、ラケットの角にボールを当てるカド打ち)によるものだが、縮こまらずにラケットを振り切っているところが豪快で清々しい。

野球においても、プロ野球はプレーの精度が高くある程度試合展開が読める。

逆に甲子園は未完成の球児たちによる熱いプレーと、思わぬミスがあり試合展開が最後まで読めないところが魅力。

甲子園球児のような荒っぽく、熱い学生卓球の魅力を是非感じていただきたい。

勝負を分けたこの1本

7分42秒〜7分59秒:5セット目2-1の場面で、上江洲が見事なバックカウンターブロックで吉野のフォアサイドをノータッチで打ち抜いた1本。
※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

最終セットはリードをしてコートチェンジをする方が優位に立てるため、前半でリードすることが重要。
この大事な場面で相手に精神的なダメージを与える1本で完全に試合の流れをつかんだ上江洲が、以降一気にリードを広げた。
勝負を決めた10-5からのフォアドライブも物凄い威力だった。

試合情報

大会名:2017東京卓球選手権 男子シングルス3回戦
選手名:上江洲光志(愛工大)vs吉野彪功(中京学院大)
大会種別:個人戦、シングルス、国内、一般
試合結果:上江洲3-2吉野

協力:LaboLive

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