今夏から、ドイツ・ブンデスリーガでプレーする神巧也(ファースト)。
その前に、ファースト所属選手として挑む、日本での全日本実業団選手権大会に照準を絞っている。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
かつてのファーストの印象
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ファースト卓球部のメンバー/撮影:ラリーズ編集部
背景がそれぞれ違うメンバーだからこそ
僕はずっとプロ選手としてやってきて、夏からドイツに行く前に日本でチャンスをもらえた。
例えば、大矢(英俊)さんなら、ファーストの社員としてコーチ業をやりながら現役選手としてもチャレンジしている。コーチをしながらも現役でも全国でまだまだやれる、そんな姿をこのチームで体現できれば、卓球業界に風穴を開けられるんじゃないかって思っています。
そういう人たちと一緒に戦って、勝ちたい。
みんなそれぞれ違う点と点なんですけど、向かう方向は一緒なので楽しいです。
写真:大矢英俊(左)と神巧也(右)/撮影:ラリーズ編集部
ファースト卓球部であることの使命
いま、Tリーグができて、独立する人も増えましたが、でも勝負の世界なので、やっぱりやれるのは一握りの選手です。
かつて僕が会社を辞めてプロに挑戦したとき“いかにこれまで会社に守られてきたか”を感じました。独立すると、来年のこともわからない。
まずは僕らが活躍して、卓球スクールを含めファーストの卓球事業を成功させることが、僕らの使命だと思っています。
それを見て“ファーストみたいなやり方いいね”って思ってくれる企業が一つでも二つでも出てくれば、卓球選手の雇用も増えるし、日本の卓球界に良い刺激が与えられると思うので、そういうふうになってくれたら嬉しいなと思います。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
ファーストにはみんな向かってくる
ただ、それは仕方ないことなので、今からいろんなところに出向いて、練習試合というか“道場破り”というか(笑)、試合に近い形の練習を多く行う予定です。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
特別ですよね、やっぱり。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
特に、ファーストにはどのチームもみんな向かってくるので、僕らも受けるのではなく、こっちから向かっていくガッツを見せたいと思っています。
チームにも僕はそれを求められているのかもしれない。
チームメイトも強くて信頼しているので、その先には優勝が待っていると思います。
写真:神巧也(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部