世界初のモデル卓球チーム"PingQ"に迫る【後編】 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球インタビュー 世界初のモデル卓球チーム”PingQ”に迫る【後編】

2017.08.15

文・インタビュー:武田鼎(ラリーズ編集部), 写真:伊藤圭

日本唯一の「モデルだけ」で結成された卓球チーム「PingQ(ピンク)」。7名の現役モデルからなるチームのうちリーダーのアミさん、ゆっきーさん、ユキさんの3名にインタビュー。3名の美女と探る「日本の卓球がもっと盛り上がる方法」とは??

>>世界初のモデル卓球チーム”PingQ”に迫る【前編】

——そもそもさ、PingQって普段どういう活動してるの?

卓球について語るPingQメンバーは本当に楽しそう。

アミ:7人は別々に仕事があることが多いから全員集まるのは稀で。だから普段は都合のいいメンバーで集まって練習することが多いですよ。

ゆっきー:自由が丘のタクティブや水道橋のシェークハンズとか。そうそう、渋谷のキンプク(勤労福祉会館)は安い(笑)!

ユキ:そこでの練習風景とかをフェイスブックを通して動画として流したりしていますね。

——3人に聞きたいんだけど、注目の選手は誰?

アミ:女子だと平野美宇ちゃんが注目されているけど、プレースタイルは石川佳純ちゃんかな。私は右のシェークハンドなんですが、佳純ちゃんとプレースタイルが似てるんです。ちょっと後ろに立ってがっつりドライブかける卓球が好きなんですよね。

PingQリーダーのアミさん。同じシェークドライブの石川佳純のプレーが好きだという。

ユキ:私も石川佳純ちゃんかな。

ゆっきー:私はやっぱり張本選手。純粋にすごくないですか?

>>逆襲の石川佳純 “3連敗の教訓活かした3つの戦術”とは

——確かに張本選手の登場で一気に若手にも注目が集まったよね。じゃあ2020年に向けて卓球を盛り上げるにはどうしたらいいと思う?

アミ:まずはもっといろんな人に卓球をやってもらわないと、ですね。例えばウエア。今は黒とか赤とかヴィヴィッドな色使いが多いけど、ピンクや紫みたいな色がもっと欲しいですね。

ユキ:確かに。ゴルフウエアってすごい可愛いものやハイブランドなものがたくさん出てる。でも卓球のウエアはまだそこまでラインナップがないんですよね。私はワンピーススタイルのものがあったらほしいなぁ。

卓球ウェアにももっとバリエーションが欲しいと語るユキさん。

ゆっきー:卓球ってものすごい短パンじゃないですか。最近は長くなった方らしいんですけど、すごい短いですよね。ならアンダーウエアを来てプレーするようになるとユニフォームにバリエーションがでるんじゃないかな。

——確かに。アウトドア業界もそれまで質実剛健なギアばっかり出してたけど、かわいい女性向けのウエアとか登山靴とか出して「森ガール」で一気にブームになった。今後一気に卓球もガラっと変わるかもね。

アミ:変わった、と言えば先日ラウンドガールをやる機会があって。

——ラウンドガール??

アミ:品川のグランドプリンスホテルで行われた日本リーグの記念イベントで卓球の試合のラウンドガールをしたんですよ!ラスベガスだといい席でお酒飲みながらご飯を食べながら卓球を見るのが当たり前になっているそうで。

アミさんが日本リーグ記念イベントで着たラウンドガールの衣装。卓球界では斬新な取り組みだ。

——2018年に始まるTリーグでもラウンドガールがいたら面白いかもね。

アミ:他の競技での面白いところとかをどんどん取り入れていければと思います。

ユキ:それだけじゃなくて夏は浴衣して卓球したり、ハロウィンには仮装して卓球したり。そんなことができたらもっと面白いですよね。

ゆっきー:あとはやっぱりお酒との相性がいいですよね。お酒飲みながら卓球できるところが増えればいいな、と思います。

卓球×お酒スポットが増えて欲しいと語るゆっきーさん。

——卓球のよさは手軽さですからね。

アミ:それとやっぱり、可愛くスポーツを楽しめたら裾野は広がっていくと思うんです。例えばプロ選手は髪を束ねて後ろに結んでいるかお団子にしている選手が多い。プロ選手はもちろんそれでいいんですが、髪型も可愛く保ったままスマッシュを打つプレーヤーがいてもいいと思うんです。そうやって徐々に卓球にのめり込んでいく人たちを増やすのが私達の目標ですね。

PingQは7名の現役モデルからなる。今後の活動から目が離せない。

——確かに、PingQみたいなメンバーがいると卓球の雰囲気もガラッと変わるかも。今後の活動、楽しみにしてます!

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撮影協力:南平台ラウンジ