ダブルスを負けたらチームが勝てないと思ってたので、ダブルスの練習はたくさんしてました。パートナーの岩越選手がすごく上手ですし安定感もあるので、信頼して戦えました。

岩越選手じゃなかったら頑張れてなかった部分もあったと思うので、最高のパートナーだと思います。

1年目は団体戦3冠で、個人戦でも全日学選抜で優勝できたので、すごく最高な1年でした。あとは阿部愛莉さん（現・デンソー）や徳永美子さん（現・十六銀行）という雲の上の憧れの先輩方と一緒に1年間プレーさせていただいたのは良い思い出です。

ただ、2年生以降は結果が出るとき出ないときの幅が大きくなってしまったように思います。

今は少しずつ焦らずに人と比べすぎずに自分の中で頑張っていきたいと思っています。

そういう面も含めて色々学ぶことができたので、早稲田に入れて良かったです。

私はスポーツ推薦ではなくて自己推薦で入学したので、入試担当という係でした。後輩たちが自己推薦で早稲田に合格できるようにサポートや指導する役割を任せていただきました。

自分の世界を広げたり知識を広げたりして、卓球にも活かせたらと思いましたし、卓球を辞めた後も良い人生が築けるように色々なことを学びたいと思っていました。

基本卓球部は全員スポーツクラスなんですけど、私は国公立を目指す仲間たちとクラスでは過ごしてました。その中で大学受験のために5教科7科目やる子たちの中で一緒に勉強させてもらってたのが、逆に卓球に活きてたかなと思います。

先生方は時には厳しくも愛のある指導で𠮟咤激励してくださいました。同級生は勉強で高いレベルを目指している人、また部活動と両立している人もいて、励まし合ったり相談し合ったりして、私も卓球をさらに頑張ることができました。

卓球だけでなく勉学や他のスポーツ・音楽など違う分野でも頑張っている人と関わることができ、私にとって良い経験となりました。

大学入学のときは今後どっちの進路に行くかまだわからない状態でした。勉強の方もしっかり頑張らないとと思って、どんな道があるのかは結構考えたり調べたりとかしていました。でも、卓球を専念できる環境を選んだので、今度はそこで頑張らないといけないと思っています。

これからは卓球の結果が主な評価になります。卓球選手として勝てるか勝てないかで見られるので。

また、勉強することは好きなので社会人になっても自己啓発に取り組みスキルアップしたいと思っています。