きっかけは「カットマンって楽で楽しそう」 叔母は元卓球日本代表・樋浦光 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

卓球×インタビュー きっかけは「カットマンって楽で楽しそう」 叔母は元卓球日本代表・樋浦光

2021.05.21 取材・文:山下大志(ラリーズ編集部)

今回取り上げるのは、貝塚第二中学2年生の樋浦光(ひうらひかる)だ。

卓球界で「樋浦」と聞けば、四天王寺高やミキハウスで活躍した元日本代表の樋浦令子さんが思い浮かぶ方もいるだろう。樋浦令子さんは、樋浦光の父の妹、つまり叔母にあたる。

「令子さんには、たまにアドバイスをいただいたり、東アジアホープスでは令子さんの旦那さん(平亮太氏)がベンチに入ってくれたりしました」と関係も深い。

日本生命レッドエルフの下部組織・ジュニアアシスト卓球アカデミー(以後、ジュニアカ)に所属する樋浦のインタビューをお届けする。


【樋浦光(ひうらひかる)】2007年11月16日生まれ。兵庫県出身。右シェークカット主戦型。元日本代表の樋浦令子さんは叔母にあたる。兵庫のクラブチーム・その田卓研所属の小学生時代には、近畿選手権ホープスの部優勝の実績を誇る。

カットマンを見て「卓球やりたい!」

樋浦は小学校2年生からが卓球を始めた。両親ともに卓球経験者であるため、幼少期から卓球を薦められていたというが、「同じ台で1個のボールとラケットで打つのつまらなそうだなと思ってて(笑)」と卓球に興味を示すことはなかった。


写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

しかし、そんな樋浦が卓球に惹かれる出来事があった。それは、父親の試合を観たとき、正確には父親の友人の試合を観たときだ。

「父の友達がカットマンで観ていると楽そうだし、打つのもカットも両方していて楽しそうだなと思いました」。

自らの意思で初めて「やりたい」と両親に伝え、ラケットを握った。戦型はもちろん、憧れのカットマンだ。


写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

楽しいが、“楽”ではなかったカットマン

だが、実際にプレーしてみると思っていたほど、カットマンは“楽で楽しい”ものではなかった。


写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

「もちろん楽しいですけど、相手に打ち抜かれたらキツいですし、部内だと慣れられるのでなかなか勝てなくてそこもキツいです」。

カットマンが誰しも直面する壁に悩まされながらも、近畿選手権のホープスの部で優勝するなど実績を上げ、2019年4月にジュニアカの門を叩いた。


写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

「環境も良いですし、みんな強くなっていて、入りたいと思いました。今まではカットしかできなかったけど、ジュニアカに入って、攻撃も徐々にできるようになりました」と成長を実感している。

憧れは佐藤瞳

樋浦は、世界卓球銅メダリストの佐藤瞳(ミキハウス)に憧れを抱いている。「粘って粘ってチャンスボールは逃さず打つところがすごいです」とカットマンらしいプレースタイルに羨望のまなざしを送る。


自身のプレースタイルに関しては「私は粘るのは嫌いです(笑)」とのこと

最後に今後の目標を尋ねた。

「全中でベスト8以上に入ること。そこからは全中選抜は3連覇を目指して頑張りたい。将来は卓球関係の仕事をしたい。両親がずっと教えてくれていたので、教えるのってすごい良いなと思って」。樋浦の成長から今後も目が離せない。


写真:樋浦光(貝塚第二中)/撮影:槌谷昭人

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