文:ラリーズ編集部
29日、東京五輪開催1年前を記念したイベントが開催され、リオ五輪団体銀メダリスト吉村真晴(名古屋ダイハツ)とT2ダイヤモンド日本人最高4位の加藤美優(日本ペイントホールディングス)の両選手が登場した。
国際大会で活躍するトップ選手のプレーが見られるとあって、会場である晴海トリトンスクエア(所在地:東京都中央区晴海1-8)には多くの人が詰めかけた。
アップダウンサーブやミユータなどテクニック披露
写真:アップダウンサーブを披露する吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ミユータについて説明する加藤美優(日本ペイントホールディングス)/撮影:ラリーズ編集部
イベントでは、吉村と加藤が卓球のテクニックを披露。吉村はアップダウンサーブを、加藤はミユータ(逆チキータ)をそれぞれ実演し、世界トップレベルの技術に会場は大いに盛り上がった。
卓球選手の“食”について
写真:食について語る加藤美優(左)、吉村真晴/撮影:ラリーズ編集部
プレーを披露後、普段の食生活、試合前やオフの日に食べる食事、選手村での食事など「食」をテーマとしたトークが行われた。アスリートがパフォーマンスを発揮するには、食事が大きな鍵を握る。日ごろからワールドツアーで海外を転戦する卓球選手も同様だ。
今年4月に開催された世界卓球では、卓球日本代表のオフィシャルスポンサーを務めているJA全農が日本選手団の食事をサポート。
吉村は「海外で一番恋しくなるのは日本の米。ご飯ものやドライフルーツを提供していただき、美味しいごはんによるサポートで最後まで選手団全員が良い状態で大会を終えることができた」。加藤も「今回スケジュールも厳しかったが、あまり疲れていないと感じた。やはり日本食を毎日たくさん食べられたおかげだと思う」と海外での日本食のサポートへの感謝を述べた。
トップアスリートのパフォーマンスを支える「食」に注目してみるのも面白いのかもしれない。