渋谷にパラ卓球アスリートが集結 2020本番に向け応援練習も | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:井上全悠(クラス7)/撮影:ラリーズ編集部

卓球ニュース 渋谷にパラ卓球アスリートが集結 2020本番に向け応援練習も

2019.12.15

文:ラリーズ編集部

14日、パラ卓球観戦イベントが開催され、井上全悠(クラス7)、友野有理(クラス8)、齊藤元希(クラス4)、渡邊剛(クラス3)、竹守彪(クラス11)、加藤耕也(クラス11)の6名のパラ卓球アスリートが登場した。

2020年に向け応援練習も

渋谷区が主催したイベントでは、選手によるエキシビジョンマッチや参加者との交流マッチの他、2020年夏のパラリンピック本番に向け応援練習も行われた。


写真:応援練習の様子/撮影:ラリーズ編集部

東京2020オリンピック、パラリンピックにて渋谷区で開催される競技はハンドボール、車椅子ラグビー、パラバドミントン(国立代々木競技場)、卓球、パラ卓球(東京体育館)の5競技となる。

イベント参加選手コメント


写真:齊藤元希(クラス4)/撮影:ラリーズ編集部

齊藤元希「パラ卓球を見ていただく機会は少ないので今日は皆さんに見ていただけて嬉しかった」

竹守彪「東京パラはもちろん、この先の大会も見据えて頑張っていきたい」

加藤耕也「今回このような機会は本当に嬉しかった」

友野有理「これだけたくさんのお客さんが見に来てくれた場でプレーできて勉強になった。東京パラでは出られるなら金メダルをとりたい。」「一つの声援で流れが変わることもある。皆さんの応援が必要、応援よろしくお願いいたします」

井上全悠「パラリンピックに出場して金メダルをとりたい」「パラは2020だけじゃない、選手としてこれからも頑張っていきたいと思う」

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パラ卓球のクラス分けとルール

パラ卓球は大きく「車いす」と「立位」の部に分かれ、それぞれ障がいの重さにより5段階のクラスが設けられている。車いすがクラス1~5、立位がクラス6~10。障がいが軽くなるにつれ、クラスの数字が大きくなる。

卓球台やネットの高さ、ラケットやボールは健常者の卓球と同様だが、障がいの種類や程度に応じて義手や義足、杖(クラッチ)、車いすなどを使用する。車いすではサーブで相手コートのサイドラインを横切るサーブは無効(レット=やり直し)、立位では杖(クラッチ)が卓球台に触れると反則、などの特別ルールが設けられている。

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