卓球男女日本代表、22日から合宿再開へ ダブルス練習は当面見合わせ | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld

卓球ニュース 卓球男女日本代表、22日から合宿再開へ ダブルス練習は当面見合わせ

2020.06.06

文:ラリーズ編集部

日本卓球協会は、6日、2020年度第1回理事会後のオンラインでの囲み取材で、卓球男女ナショナルチームの合宿を6月22日から1ヵ月ほど行うことを明らかにした。

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ナショナルチーム合宿が再開へ

日本卓球協会の宮﨑義仁強化本部長は、6月19日から全国での都道府県をまたぐ移動を政府が容認することを受け、6月22日から味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で男女ナショナルチームの合宿を行うことを明かした。

合宿では、新型コロナウイルスの感染予防のため、当面ダブルスの練習を見合わせる。


写真:宮﨑義仁氏/撮影:ラリーズ編集部

宮﨑強化本部長によると、合宿では検温を朝と夜に行うなどし、10日間程度経過し安全が確認された後、両監督、選手とのコミュニケーションを取りながら、ダブルスの練習を検討していくとしている。

日本卓球協会の星野一朗専務理事は、合宿中の外出禁止や外部からの入場禁止という事項に触れ、「まずは感染者を出さない、クラスターを起こさないということを命題に」と選手、関係者の安全面に十分に配慮しながらの合宿となることを示した。

国内大会の中止によるその他の議題も

また、理事会では、国際大会の自費参加基準の特別措置についても議論された。

2020年と2021年に開催される国際大会へ自費参加するための基準をクリアできる大会が、新型コロナウイルスの影響で中止となっている。このことから、2017年度~2019年度の3年間で強化本部規定を満たしたことのある選手については、2020年、2021年において、強化本部が認めた国際大会へ自費参加を認めることが決定された。

他にも大会開催のガイドライン作成のための小委員会を立ち上げ、1月の全日本卓球選手権を含め、ダブルスの実施有無や観客の動員についてなど、開催に向け議論するとしている。

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