文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグ女子・トップおとめピンポンズ名古屋は10日、井林(旧姓:松澤)茉里奈とサードシーズンの契約合意に至ったことを発表した。
井林は2019年3月に現役を引退し、トップおとめピンポンズ名古屋では事務局で広報担当として勤務しており、異例の現役復帰となった。
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異例の現役復帰
27歳の井林は、淑徳大学時代の2013年に全日本卓球選手権女子シングルス3位の実績を持ち、世界選手権パリ大会日本代表にも選出されている実力者だ。大学卒業後は、日立化成(現・昭和電工マテリアルズ)、十六銀行と実業団で活躍し、2017年には全日本社会人女子シングルス優勝を飾っている。
トップおとめピンポンズ名古屋は井林の他に9選手の参戦が決まっているが、そのうち5選手が新型コロナウイルスの影響で来日が不透明な海外勢。最悪の場合を想定し、井林の現役復帰という選択肢がとられたようだ。
過去最高世界ランクは61位の井林が、異例の現役復帰でどのようなプレーを見せるのか注目だ。
井林茉里奈コメント
この度、 #トップおとめピンポンズ名古屋 は #井林茉里奈 選手(旧姓 松澤)と2020-2021シーズンの契約を結びましたのでお知らせいたします‼️
2019年の3月に現役を引退し、今シーズン復帰することになったこれまでに無いケースの選手です‼️✨ pic.twitter.com/MMxhhreqCd— TOP名古屋【公式】 (@TOP_NAGOYA) November 10, 2020
今シーズントップおとめピンポンズ名古屋と契約をさせて頂くことになりました井林茉里奈です。現役復帰という新たな挑戦をする場を与えてくれた周りの方に感謝の気持ちを持ち、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。