世界卓球釜山大会が戦後初の中止に 新型コロナウイルスの影響 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:世界選手権ブダペスト大会会場/撮影:ラリーズ編集部

卓球ニュース 世界卓球釜山大会が戦後初の中止に 新型コロナウイルスの影響

2020.12.22

文:ラリーズ編集部

国際卓球連盟(ITTF)は22日、2021年2月28日~3月7日に韓国・釜山で開催予定だった世界卓球選手権を中止にすることを発表した。第二次世界大戦以降、初めての世界選手権中止となる。

世界卓球の開催叶わず

当初は2019年3月開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3度の延期となっていた。今回の中止は、韓国国内で新型コロナウイルスの患者数が増加していることを受けてのもの。韓国卓球協会(KTTA)の柳承敏会長が、今後数ヶ月間は主要な国際的なスポーツイベントを許可しないとの報告を国内で受けたという。

韓国国内の状況だけでなく、世界各地で新型コロナウイルスのパンデミックが問題となっていることから、開催中止が決断された。東京五輪含む2021年の大会イベントでは、4回目の延期は実現不可能だったという。

また、2021年の世界選手権は東京五輪後に開催する予定でスケジュールが進められていることも同時に明かされた。

世界卓球釜山大会日本代表

男子

張本智和(木下グループ)
丹羽孝希(スヴェンソン)
水谷隼(木下グループ)
宇田幸矢(明治大学)
森薗政崇(BOBSON)

女子

伊藤美誠(スターツ)
石川佳純(全農)
平野美宇(日本生命)
早田ひな(日本生命)
佐藤瞳(ミキハウス)

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