文:ラリーズ編集部
10日、公益財団法人日本卓球協会(JTTA)は2020年4月21日から4月26日まで北九州市総合体育館で開催を予定していた、「2020 ITTF ワールドツアー プラチナ ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯北九州大会 」の延期を発表した。
国際卓球連盟(ITTF)との協議の結果、新型コロナウイルス感染症の情勢を考慮し、4月下旬の段階での国際大会の開催を見送る判断となった。
今後のITTFワールドツアーの開催
5月に開催を予定している「香港オープン」「中国オープン」の開催の有無や国際情勢もふまえ、国際卓球連盟のスケジュール調整が行われる。
ジャパンオープン荻村杯も含め、2020 年内の標記大会の開催にむけて協議していく予定とされている。
ジャパンオープン荻村杯とは
ITTFとJTTAの共同で主催されるワールドツアーであり、予選と本線の2部構成のトーナメント方式で行われる。男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスの計5種目が実施される。
世界の卓球界の発展に貢献し、1987年にITTFの会長となった故・荻村伊智朗氏の功績を讃え、1995年大会より「荻村杯」の称号が付与されている。
写真:2019ジャパンオープン荻村杯で3冠の許昕(シュシン・中国)/撮影:ラリーズ編集部
前年開催されたジャパンオープン荻村杯では中国が全種目を制し、中でも許昕(中国)は出場した全ての種目で優勝を果たし、3冠を達成している。