文:ラリーズ編集部
5月31日、ドイツブンデスリーガの公式サイト上で、全日本選手権シングルス王者・戸上隼輔(明治大)がドイツブンデスリーガ1部のオクセンハウゼンに加入することが発表された。
ブンデスリーガに参戦
戸上は昨シーズンまでTリーグの琉球アスティーダに所属して国内を中心に活動してきたが、目標とするパリ五輪出場のための更なるレベルアップを求めて、今回の移籍を決断した。
写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
今回戸上が加入するオクセンハウゼンは、1部リーグに所属する強豪クラブで、シモン・ゴジ(フランス)、カナック・ジャー(アメリカ)、アルバーロ・ロブレス(スペイン)ら、主要国際大会の常連選手が多数在籍している。
写真:カナック・ジャー(アメリカ)/提供:WTT
また、ブンデスリーガは4シングルス1ダブルスの団体戦で行われるが、ヨーロッパ圏外の選手は1試合に1人しか出場できない。そのため戸上は、まずは試合に出るためにジャーとのチーム内競争に勝たなければならない。厳しい環境ではあるが、世界トップレベルの選手たちと日々しのぎを削ることは、戸上にとって大きなプラスとなることは間違いない。
なお、ドイツブンデスリーガは現在レギュラーシーズンが終了しているため、戸上の加入は今秋に始まる2022-2023シーズンからとなる。
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戸上隼輔コメント
ブンデスリーガに出場し、素晴らしいチームメイトたちと共にタフなシーズンを送ることを本当に楽しみにしています。
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