"地上最強の32名が集う"大会「チャンピオン」が史上初開催 ブダペストスマッシュの日程も変更に | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

卓球ニュース “地上最強の32名が集う”大会「チャンピオン」が史上初開催 ブダペストスマッシュの日程も変更に

2022.06.17

文:ラリーズ編集部

16日、WTTはWTTシリーズの大会である「チャンピオン」を7月に開催し、7月11日~24日に開催予定だった「グランドスマッシュ」ブダペスト大会(以下、ブダペストスマッシュ)の日程を変更することを発表した。

WTT(World Table Tennis)とは

WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた国際大会の新シリーズのこと。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

WTTでは、これまで開催していたITTFワールドツアーを廃止し、新たに五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として「グランドスマッシュ」を位置づけている。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別の大会が開催される。

今回発表された「チャンピオン」は上から3番目のカテゴリーの大会となっている。

史上初の「チャンピオン」開催

WTTは今回、史上初の「チャンピオン」開催を発表した。

「チャンピオン」はWTTが発足して以来、唯一開催されていなかったカテゴリーの大会。「地上最強の32名が集う大会」というキャッチコピーが用いられており、賞金総額は約5000万円となっている。


写真:張本智和(IMG)/提供:WTT

「チャンピオン」の種目は男女シングルスのみで、出場選手数は各32名。出場資格の詳細は発表されていないが、現段階ではエントリーした選手の中から世界ランキング順で30名、ワイルドカードで1名、WTT推薦で1名が選出される予定となっている。

また、WTTは「チャンピオン」と併せて、「スターコンテンダー」と「フィーダー」も7月にハンガリーで開催することを発表。日程は、7月11日~17日が「スターコンテンダー」、18日~22日が「フィーダー」、18日~23日が「チャンピオン」となっている。

これに伴い、7月11日~24日に開催が予定されていたブダペストスマッシュは、日程を変更して開催されることとなった。

>>賞金総額2.5億円超 WTTブダペストスマッシュ、7月に開催決定

主要大会の優勝選手獲得ポイント一覧

五輪:2000
世界選手権:2000
WTTグランドスマッシュ:2000
WTTカップファイナル:1500
ワールドカップ:1500
WTTチャンピオン:1000
WTTスターコンテンダー:600
WTTコンテンダー:400
WTTフィーダー:150

張本智和インタビュー(2021年2月公開)


写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ

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宇田幸矢インタビュー(2020年10月公開)


写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭

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